[写真]競艇事故,ボートレース31件目A1松本勝也選手,尼崎ボートのG1近畿地区選手権で悲劇

松本勝也選手が事故死:尼崎ボートのG1近畿地区選手権

9日午後2時30分頃、兵庫県尼崎市の尼崎競艇場で開かれていたレース、松本勝也選手(48)のモーターボートと後続のボートが接触。
松本選手は全身を強く打つなどし、搬送先の病院で約1時間半後に死亡した。県警などによると、600メートルのコースを3周するレースで、松本選手のボートは1周目の最初のターン中にバランスを崩し失速。
そこに後続のボートが乗り上げたという。

読売新聞より引用

前日のG1近畿地区選手権3日目では今節初勝利を飾っていた。
コンマ13のスタートから冷静に1Mを先取りしていたのである。

レース後には、「無事にいいスタートを切れた。1Mまでは良かったが乗りにくい。足は普通ぐらいはあるが、乗り心地の問題。まだ回転が上がりすぎ」。
ただ、「ある程度の方向性は分かっている」と前を向いていた。

調整して望んだ4日目での悲劇であった。

[写真]競艇事故,ボートレース31件目A1鈴木勝也選手,尼崎ボートのG1近畿地区選手権で悲劇

一周目の2マーク、差しを選択した6号艇松本選手。
前を走る1号艇の波に乗るような形となってる。

ここでバランスを崩してしまう。
通常、ターン中のボートは遠心力で重心が外側にいく。
そのままでは、外に流れてしまうために、ボートを外側が持ち上がるほどに選手がボートのイン側に体重移動している。

しかし、今回バランスを崩してしまった事で、ボートの外側が水面に叩き付けられ、沈みこむようになってしまっているのである。

ターン中なので、重心は自ずと外側にいき、転覆のおそれすらある瞬間であった。

6号艇の松本選手の水しぶきでみえないが、同じラインですぐ後ろに、5号艇の選手がいる。

バランスを崩した6号艇松本選手のボートに、5号艇が覆いかぶさるように接触してしまったのである。

これは結果論ではあるが、アクシデントですら転覆せずに持ち直した松本選手の技術はさすがA1レーサーである。

しかし、今回に限っては転覆となっていなかったがために、5号艇との接触の際、体に直撃してしまったものと考えられる。

万事屋
競艇では、確率的には2年に1回の割合で、死亡事故が起きてしまっている。
死と隣り合わせである事を見る側として実感した瞬間であった。ご冥福をお祈りします。