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白神優が地元2連続V!!児島競艇場ルーキーシリーズ第16戦

白神優が地元2連続Vを飾る 13日児島12R

児島ボートの「ルーキーシリーズ第16戦 スカパー!・JLC杯」は13日、第12Rで優勝戦が行われ、白神優(29)=岡山=が4カドから差して1着。
先月の一般戦に続き地元2連続Vを飾った(通算はV5、地元はV2)。
2着は山崎、3着は藤原。1号艇の渡辺和は5着に敗れ、3連単〔4〕〔2〕〔3〕は4万6100円の高配当決着となった。

地元の牙城はきっちりと守り切る
岡山支部から3人が勝ち上がるなど注目を集めた優勝戦は、今年好調な白神が4カドから差して快勝した。

「1マークは想定外だったけど、スタートでスロー勢が前にいたので差しに絞った。足はバッチリで、100点満点だった」

ホーム追い風が7メートルも吹いて差しが優勢な水面だったが、1周1マークは初日ドリーム戦同様、山崎が2コースまくりを敢行。
インで人気を背負った渡辺は意表を突かれて“圏外”へ沈む中、白神は4カドから差し浮上。
その後も山崎の猛追をしのぎ、先頭でゴールへ飛び込んだ。

「足は、山崎より僕の方がよさそうだったけど、疲れました」と激闘を振り返った。

白神優V2A1グランプリ

白神優選手とは

やまと学校(現・ボートレーサー養成所)に入所したのは2011年4月。1年の訓練を経て、12年5月に地元の児島でデビューを果たした。

デビュー期の勝率は1.62。2点にも満たないということは、6着がいかに多かったかということになる。

苦労したデビュー期、という数字なのだが、その要因は事故の多発にあった。

デビュー戦の児島では、終盤に3着と舟券に絡んだ。
2節目も児島だったのだが、このときは初戦で3着に絡んでいる。悪くないデビュー2節だったのだが、3節目の鳴門で、初戦にいきなりフライングを切ってしまっている。
その節には転覆も喫し、さらに4節目の芦屋でもフライング。
デビュー期にいきなりF2となってしまったのである。これで事故点も高くなり、さすがに慎重なレースを強いられることになった。それが、6着量産という不本意な成績につながってしまったわけである。

デビュー直後は、レースを多く走って経験を積み、それによってプロのレースを体で覚えるのが重要である。しかし白神は、そうした時期に90日間ものフライング休みを強いられることになった。
新人としてはやや出遅れたスタートとなってしまったわけである。
結局、デビュー初1着は12月の福岡で、初勝利までには半年以上を費やすことになってしまった。悔しいことのほうが多い、新人期間だった。

デビュー2期目の勝率は2.86。3期目は3.65と、突き抜けた急成長とまでは言えないまでも、事故率の足かせが外れてからは順調に勝率をアップさせていった。
デビュー4期目には3.45と足踏みしているのだが、この期もフライングや転覆などで事故率が高くなり、級別審査期間の終盤には慎重なレースが増えている。その次の5期目もF2で、勝率は上がらず。白神は、デビュー3年までは事故禍に苦しめられるという時期を過ごしたのだった。
6期目はフライングは0で、勝率は4.56へ。事故さえなければ、という感はさらに強くなっている。
当時、同期ではすでにA級に昇級していた選手もいたが、白神は苦しみながら、ようやくポテンシャルを発揮し始めたのだった。

2018年のA1級のボーダー勝率は6.21だった。
勝率は、着順点の総数を出走回数で割ることで導き出され、着順点は1着から順に10、8、6、4、2、1。すなわち、A1級ボーダーの6.21は平均3着でも辿り着けない数字。1着、2着を数多く獲らねば、A1級になるのは不可能ということだ。A1級になるためのハードルは高い。

2018年にA1となった白神優選手が今期勝率は6・50でA1復帰はもちろん、今年4回目のVで来年3月の平和島クラシックでのSG出場も視野に入ってきた。
「今年は流れがいい。僕は背伸びをするといつも失敗するので、着実にやっていきたい」。

マイペースを崩さず、SGの大舞台へ前進する。