GIII第15回サントリーカップ:概要
- 開催日程
2020/12/8~13 - 開催場
ボートレース多摩川
多摩川競艇G3サントリーカップ
- 2011年ウェイキーカップ優勝者:榎 幸司選手
- 2012年ウェイキーカップ優勝者:吉田 俊彦選手
- 2013年ウェイキーカップ優勝者:重成 一人選手
- 2014年ウェイキーカップ優勝者:長田 頼宗選手
- 2015年ウェイキーカップ優勝者:石渡 鉄兵選手
- 2016年ウェイキーカップ優勝者:中澤 和志選手
- 2017年ウェイキーカップ優勝者:佐々木 英樹選手
- 2018年ウェイキーカップ優勝者:池永 太選手
- 2019年ウェイキーカップ優勝者:渡部 悟選手
GIII第15回サントリーカップ:展望情報,注目選手
赤岩善生、中田竜太がV候補。地元勢も豪華メンバーが集結
今大会はG3とあって普段より豪華メンバーでの6日間となる。
主役は赤岩善生だ。
今年はけがに悩まされ思うような成績を残せなかったが、地力は上位。妥協なき整備で快速に仕上げて他を圧倒する。
中田竜太は近年こそ記念戦線で快音が聞かれないが、もっと上の舞台で戦っても不思議のない選手。
俊敏なターンで縦横無尽に駆ける。
大場敏は安定感が光るレース運び。横澤剛治は課題のモーター出しさえクリアすれば、優勝争いに加われる。
山崎郡は初優勝した思い出の多摩川で再びVを目指す。
永田啓二、奈須啓太の福岡コンビにも注目だ。対する地元勢も普段より強力だ。
A1級だけでも高橋勲、齊藤仁、長田頼宗、山田哲也が参戦する。
中でも11月の常滑周年で7年半ぶりのG1優勝を決めた齊藤に注目が集まる。
走り慣れた地元で調整は把握済み。
抜群な操縦性に仕上げて、的確なレース運びを披露する。地元若手の岡部大輝、鈴木雅希も思い切りのいい走りで沸かせる。
- 赤岩善生
通算100回目の優勝を目指して走る
G1優勝は6回。SGは06年住之江グランプリシリーズでの優勝がある。愛知支部を代表する強豪レーサーだ。
多摩川は直近3節こそ全て予選落ちとなっているが、19年1月の3Daysでは、4戦4勝のパーフェクトVを達成した。「タイトルの数は少なくても、そういう小さい記録はどんどん作っていきたい。僕はそういうタイプだから。派手さはないけど、地道さはある」。レースのグレードに関係なく、常に全力でファンの期待に応える赤岩らしいコメントだった。今年は優出こそ10回しているが、優勝はわずか1回。けがの影響もあり、いつものパフォーマンスを発揮できていない。それでも一般戦なら地力上位なのは間違いない。いつもの妥協なき整備で、モーターを快速に仕上げて他を圧倒する。通算100Vへ、あと1勝。区切りの優勝を今大会でぜひ達成して欲しい。
- 中田竜太
剛柔自在な走りで1Mは突破する
17年には年末のグランプリにも出場したことがある実力者。
過去1年間のコース別成績を見ると、インはもちろんだが、2コースから6コースまで満遍なく勝ち星を挙げている。外枠だからといって評価を下げるのは禁物だ。アウトコースからのまくり差しは絶品で、カドに引けば強気なまくりを披露する。剛柔自在な走りが最大の魅力だ。9月は平和島、大村と連続優出。続く芦屋では優勝と調子は上向きと思ったが、中田自身は納得していない。
「モーターが良かっただけ。それよりも、ちゃんと引き出せていなかった。ペラに迷いがあります」。まだ引いたモーターによって成績が左右されるようだ。
多摩川は優勝がなく、実績のある水面とは言えないが、今年は3回目の出場となる。
調整、スタートはある程度はつかんでいるはず。本来なら記念で活躍できる実力がある選手。ファイナル入りへ全力の走りを誓う。
ボートレース多摩川:モーター上位機
多摩川のモーターは、5月の使用開始から半年を超えて、おおよその素性は見えてきた。
2連率50%超えるようなお化け機は存在せず、相場は少しずつ変化してきたのでッキン近況には特に注意したい。
地力を感じさせない安定感ピカイチの61号機、伸びが光る20号機、
そして近況抜群なのが44号機である。
- モーター番号61 2連対率 49.18
- モーター番号14 2連対率 44.07
- モーター番号20 2連対率 43.97
- モーター番号64 2連対率 43.16
- モーター番号26 2連対率 42.31
- モーター番号44 2連対率 42.02
- モーター番号69 2連対率 41.03
- モーター番号56 2連対率 40.57
- モーター番号54 2連対率 40.43
- モーター番号41 2連対率 40.18
- モーター番号49 2連対率 39.84
- モーター番号37 2連対率 39.53
- モーター番号38 2連対率 39.32
- モーター番号33 2連対率 39.22
- モーター番号45 2連対率 38.78
BOATRACE多摩川より引用
ボートレース多摩川:水面の特徴
- 水質は淡水で硬い
多摩川は淡水のプール型レース場で、砂利の採取跡地を再利用している。
淡水なので水質は硬いが、選手によっては同じ淡水レース場でも、江戸川や唐津は比較的乗りやすい。
また、水質が硬いレース場全般に言えることですが、周回展示では2マークに注目したい。 - 日本一の静水面
多摩川は「日本一の静水面」と呼ばれ、風の影響が比較的少ないことが特徴の一つにある。
理由としては、関東平野という場所に加え、周囲を防風林で囲われていることが挙げられる。 - 多摩川はスピード戦!!
多摩川競艇場は、ホーム側、バック側とも24場の中で上位の広さを持っている
静水面と広さからクセのない水面で走りやすい為、比較的女子戦が多く開催されている競艇場でもある。
水面図を見てみると、ピットから2マークまでの距離が89mと短めで、枠なり進入が多い傾向にある。
それにともなって2,3コースからの1着率が大きくダウンしている。買い目でみると、124、123、126が特出しており、12から流すのが堅いと言える。
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