競艇田中信一郎がフライング完走で艇表示盤の見落としで即刻帰郷に

初日から田中信一郎に悲劇

G2津モーターボート大賞ウイナーズバトルが津競艇場で15日より開催されている。

その初日4Rで悲劇は起こった。

田中信一郎(46=大阪)が6コースからコンマ01のフライング。
これにより出走資格を喪失したが、コースアウトせずに完走してしまった。この事象が欠場艇表示盤の見落としによる内規違反に該当。

即刻帰郷の処分となってしまった!!

 

ボートレースにおいてスタートが重要だということは知っているだろう。
1周第1ターンマークの攻防でレースの勝敗が決するとまで言われており、誰よりも早くターンを抜けるためにも選手たちはスタートで0.01秒を争っている。

そうなると必然スタートの時計よりも早く艇が出てしまうフライング(F)が出ることもある。
もちろんフライングをするとレースは失格、そしてペナルティが課されるため、選手達もフライングをしない、かつ他艇よりも早くスタートを切ることが目標として日々レースに臨む。

選手達は欠場艇表示盤、あるいは場内アナウンスでスタート状況を確認するが、フライングをしてしまった選手はすみやかにレースを離脱することになる。
第2マークで旋回をせずにピットに戻っていく艇がそれである。
稀なケースではありますが、スタートタイミングがきわどかった場合などは判定に時間がかかり2周目以降に離脱する場合もあり、判定が3周目にかかる場合はまずない。

今回のように、フライング艇が最後まで完走してしまった事件は重罪。

 

フライング艇はレースの障害とならないよう離脱するわけだが、先行するフライング艇がいつまでも離脱しなかった場合、後続艇はどうなるのでしょうか。
普通にレースを続行するわけだが、まず心理的にはめちゃくちゃハラハラします。
なぜならフライングしたまま完走すると失格のみならず、『欠場艇表示盤見落としによる即刻帰郷』という非常に厳しい処分となる可能性が高いからです。「あぁー、あいつフライングしちゃったか……ん? 気づいてないのか……あれ、2ターン周っちゃった、ってオイオイ、ちょ待てよ」
といった具合に周囲の艇も気が気でない。そしてボートレースは、コース取りや引き波等他艇の影響を受けやすい競技なので、本来存在しないはずの艇の影響を受けて自分の着順が下がったりしたらなかなか納得できないのではないでしょうか。実際フライングせずに好スタートを決めたとして、本来は先頭のはずなのに前に別艇が存在し続けることで、先行有利であるはずのボートレースの原則が途端に通用しなくなるわけです。レースゲームで例えるなら実体のあるゴーストが前方で延々ブロックし続けるバグみたいなもの、ストレスがすごい。

田中 信一郎(たなかしんいちろう)選手

《主な優勝レース》G1太閤賞競走 開設59周年記念12R優勝戦【優勝】(2016年2月)・G1第43回高松宮記念特別競走12R優勝戦【優勝】(2016年10月)

A1級
身長 166cm
体重 52kg
支部 大阪
登録期 69期
特徴 自在
勝率 7.87
2連対率 65.60%
3連対率 78.52%
平均スタートタイミング 0.16
フライング回数 0回
出走回数 163回
優出回数 9回