3064山崎昭生選手が魅せる!60歳6枠からみごとな勝利,7万舟超えに
60歳の山崎昭生(60=香川)は2日目、中村亮太に次いで得点率2位となった。7Rで大外からトップスタートを決めると、まくった待鳥雄紀に乗ってBSで接戦に持ち込み、1周2Mで退け快勝。
3連単7万舟の大波乱を演出した。「良くなってる。自分の好きな感じになっている。行き足も良かったし、回り足もスムーズ」と感触は上々だ。
大ベテランの巧みな立ち回りがさえれば、予選突破どころか準優好枠まで見えてくる。※日刊スポーツより引用
7万舟となった第5回BOATBoyカップ宮島2日目7R
1号艇:森 秋光 選手
2号艇:原田篤志 選手
3号艇:待鳥雄紀 選手
4号艇:梶山涼斗選手
5号艇:川島圭司 選手
6号艇:山崎昭生 選手
展示競走では、6号艇:山崎昭生 選手が1番時計であった。
また、A1の2号艇:原田篤志選手が続く2番時計となっている。
原田選手は2月当地「GⅠ中国地区選手権」予選突破を果たしており、水面の状況を理解しているので有利に動きそうである。
では早速みていこう。
それでは、7万舟となった第5回BOATBoyカップ宮島2日目7Rレーススタート

好スタートは6号艇で、それぞれコンマ11であった。
風速は4mの向かい風でのスタートにベテラン山崎選手の実力がひかるスタートであった。
他の艇よりのスタートの段階から半艇身の差をつけており、すぐさまインに切り込んでいこうとしているのが窺える。
2号艇の原田選手は、コンマ26と出遅れる形となってしまった。
3号艇の待鳥選手は山崎選手の次によいスタートをきめてインの頭をとる狙いのように感じる。
1マーク直前の隊形を見ていこう!!
ここでは行き足が威力を発揮していく!!

1Mに差し掛かる前に、すでに6号艇の山崎選手が、4,5号艇の前に滑りこんでいる。
この体形からであれば、3,6号艇による1Mの攻防がメインとなりそうである。
1マークの攻防戦に入って行く。
3号艇は3コース定番のまくりを選択していった。
6号艇は3号艇の動きを見てから差しを選択していったように感じる。
1号艇は進入のラインが極端に少なくなってしまい思うようなターンはできそうにないだろう。

1マークの立ち上がりである。
抜きを狙った6号艇が好位置につけている。
3号艇との差は1艇身ほどであるが、インを取っている6号艇山崎選手に分がありそうである。
伸び足でこのまま2Mに突入すれば再度1着争いとなりそうである。
3号艇の待鳥選手が2Mでミスしてしまい、そとに大きく流れてしまった。
6号艇の山崎選手を差しで狙う1号艇森選手である。
しかし、このあと6号艇山崎選手の引き波につかまってしまい、1号艇の森選手はあわや転覆するほどバランスを崩してしまった。
1着争いは2周1Mでも起こった。
3号艇待鳥選手が果敢に6号艇山崎選手を差そうとしているのがわかるだろう。
結果、最後まで山崎選手が1着を譲らず見事勝利に輝いた。
結果は、3連単6-3-5 81番人気72,960円となった !!
6号艇の山崎選手が1着となった事で万舟は確定であったが、さらにA1の2号艇原田選手が舟券に絡まなかったことでさらに配当をあげる形となったである。
60歳とは思えない果敢な走りであった。
3064山崎昭生選手の優勝歴,GI
- 1990年1月23日、第4回新鋭王座決定戦(蒲郡競艇場)
- 1994年7月25日、開設39周年記念(蒲郡競艇場)
- 1996年6月09日、開設44周年記念(津競艇場)
- 2001年9月12日、開設45周年記念(桐生競艇場)
3064山崎昭生選手の同期
- 3081 岡本 慎治選手
- 3075 中村 裕将選手
- 3072 西田 靖選手
- 3070 山室 展弘選手
- 3056 松野 京吾選手
- 3058 原 義昭選手
2020年にはいってからは、近年よりも好成績で走れている。
6号艇からの1着率も4,5号艇の時よりもよくなっており60歳になってもなお勝負へのプロいしきが感じられる。
陰ながら応援していきたいと思う。
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