トップルーキー4847佐藤隆太郎選手とは

支部:東京
出身地:東京
身長:166cm
体重:53kg
登録期:115
級別:A1
血液型:O
佐藤隆太郎といえば、なんといっても「まくり」である。
特に4コースカドからのまくりの威力は、ルーキーでも屈指。
もともと豪快なカドまくりで売り出し、一時はそれもやや鳴りを潜めて成績も足踏み状態となったが、2019年はこれが大復活。
スタートを踏み込んで一気に内を呑み込みにいく走りは迫力を増し、20年前期に初A1級昇級を決める原動力ともなった。
4コースの佐藤からは目が離せないだろう。
また、近況は2コースでも強く、インコースの信頼度も急上昇である。
6コース意外ではオールラウンドの強さを見せつけるようになった。
ルーキーシリーズでは常に優勝候補の一角で、その攻撃力を武器に大暴れを見せる。
A1昇級により、今後は記念戦線への出場も増えるはずで、どこまで通用するかが非常に楽しみ。強い相手にも怯むことなく攻撃性を発揮し、さらなる飛躍を遂げたい2020年である。
トップルーキーに選ばれたことについては、期待していただいていると思うので嬉しいと語っており、自分のレーススタイルをスピード感のあるレースと分析し、自分のベストレースを初優勝の時と語っていた。
トップルーキー4847佐藤隆太郎選手の水神祭
- 2014年 11月 5日 多摩川 一般 テレボートカップ・JLCカップ 2R 初出走
- 2015年 2月 9日 桐生 一般 第2回ウインターカップ 9R 初勝利
- 2016年 9月27日 住之江 一般 サンケイスポーツ旗争奪 第45回飛龍賞競走 12R 初優出
- 2017年 3月31日 多摩川 一般 多摩川巧者決定戦第12回澤乃井カップ 12R 初優勝
- 2019年 9月18日 三国 G1 第6回ヤングダービー 2R G1初出走・G1初勝利
- 2020年 2月12日 戸田 G1 第65回関東地区選手権 12R G1初優出
3人がファイナル進出を果たした東京支部の活躍が目立ったが、同支部の佐藤隆太郎もGI初出場ながら、果敢な全速戦で存在感をアピールした。
初日の1枠で逃げ切り、いきなり初勝利をマークすると、ベスト18入りを果たした。
「ルーキーシリーズの優勝戦みたいなメンバーだったので、GIだから、というのはなかった。でも、予選の中身を見ると、(道中で)抜かれたレースが2つあって。あれがなければ(3枠だった準優は)もう少し内の枠で乗れていたはず」と決して満足はしていない。
それでも、今期は6点台後半の勝率を叩き出し、来期は初のA1級昇級がほぼ確定している。
「全体的にレベルアップできていると思う。ペラである程度の足まで仕上げることができていて、それでレースがしやすいっていうのがあると思う。ずっと乗って叩いてをやってきて、それが何となく形になってきたかな」 デビュー当初から迫力満点のスリット攻勢には定評があっただけに、仕上げの精度が上がり、地力アップにつながっている印象だ。 来年からはGIへの出場も増えてきそうだ。「そこでまた課題とかが出てくると思うんですけど、GIでもまれて、常に準優に乗れるような力をつけていくこと」と今後を見据える。ボートレーサーとしての最終的な目標は「常に賞金王にいけるような選手になりたい」と佐藤。持ち前の攻撃力を武器に、GI戦線で奮闘する日もそう遠くはないだろう。※ZBATボートより引用

トップルーキー4847佐藤隆太郎選手の優勝一覧
- 2017年 3月31日 多摩川 一般 多摩川巧者決定戦第12回澤乃井カップ 4 号艇 4 コース まくり
11月27日 福岡 一般 誰が勝っても福岡初優勝!マクール杯 5 号艇 6 コース 差し - 2019年 9月 4日 鳴門 一般 第3回徳島ヴォルティスカップ競走 1 号艇 1 コース 逃げ
優勝戦フライングで2ヶ月の斡旋なしに
優勝戦迷惑を掛けてしまいすいませんでした(..)
— 佐藤隆太郎 (@rvdno1) April 24, 2020
優勝戦後に、自身のtwitterでこのように語っていた佐藤選手。
優勝戦では、3号艇から出走した佐藤選手と4号艇の野間選手が共にFを切っている。
優勝戦のスタートは白熱しており、一番遅い選手でコンマ08であった。
佐藤選手は、コンマ01のFとなってしまい、2020年6月5日より2ヶ月間の休みとなっている。
トップルーキー4847佐藤隆太郎選手のプライベート
トップルーキー4847佐藤隆太郎選手の今後とは
「常にグランプリに行ける選手になりたい」。
選手になれば誰でも一度は口にする大目標は、経験を積めば積むほど遠い…と思い知ることになるようだ。
心技体すべてにおいて極めて高いレベルに達した者だけが辿り着く境地。
佐藤隆太郎もそれを分かっている。
だからこそ、ひとつひとつの武器を磨いていくしかないのだと語っている。
『加速感あるスタート』と『スピードターン』…。
ここから佐藤のトップランカーへの物語りが始まるのか、ここまで優勝は3回だが、2017年の初優勝は圧巻だった。
記念レーサーもいる中でコンマ07のトップスタートを繰り出し4コースまくりを決めたのである。
さらに同年11月にはSGタイトルホルダーの西島義則・重野哲之などを向こうに回し6コースから鋭く差し抜け46890円の高配当を叩き出し、華々しく名を売ることになる。
やや粗削りな面はあるものの『一発やってくれる期待感』と『ターン時に容赦しない攻め』があるからこそ、ファンは期待を寄せてきた。
佐藤隆太郎の魅力の軸だである。
そのプロセスは間違いなく進化している。2020年前期は勝率6.79で初めてA1級に昇格。
安定感が増していることを証明したのだ。『勢い』が『迫力』に変わるとき、佐藤隆太郎はさらにステージアップを果たすことになるだろう。
コメントを書く