ボートレース24場制覇とは
ボートレース24場制覇とは、全国の24箇所の競艇場(ボートレース場)全てで優勝することを意味している。
グレードなどは関係なく、一般戦で合っても優勝ということにカウントされる。
選手自身で競艇場を選ぶことは原則として不可能である。
基本的には、斡旋のルールと各競艇場が選出しているのである。
数年間1つの競艇場に行ったことがないということも珍しくないのである。
また、各ボートレース場によって特徴は様々あるため、一概に勝てるという訳ではないことからも24会場制覇は難しいのである。
2020年5月1日現在で全国の24会場全てで優勝している選手は、『29人』である。
ボートレース24ヵ所の全会場で優勝した選手一覧
登録番号 | 選手名 | 24場全制覇日 | 達成競艇場 |
678 | 瀬戸 康孝 | 1987年 1月20日 | 戸田 |
1359 | 北島 英男 | 1988年 10月25日 | 宮島 |
1481 | 北原 友次 | 2005年 6月7日 | 芦屋 |
1515 | 彦坂 郁雄 | 2005年 6月8日 | 徳山 |
1644 | 吉田 清志 | 1988年 3月8日 | 桐生 |
1710 | 万谷 章 | 2000年 8月6日 | 芦屋 |
1781 | 谷川 宏之 | 1989年 8月6日 | 鳴門 |
2380 | 関 忠志 | 2005年 6月12日 | 平和島 |
2992 | 今村 豊 | 2017年 4月24日 | 芦屋 |
3054 | 北川 幸典 | 2018年 7月20日 | 尼崎 |
3070 | 山室 展弘 | 2002年 3月 9日 | びわこ |
3159 | 江口 晃生 | 2020年 4月 1日 | 下関 |
3388 | 今垣 光太郎 | 2016年 3月31日 | 尼崎 |
3422 | 服部 幸男 | 2017年11月 3日 | 丸亀 |
3473 | 石川 真二 | 2014年 9月 3日 | 宮島 |
3499 | 市川 哲也 | 2014年 8月31日 | 唐津 |
3562 | 山下 和彦 | 2014年 6月23日 | 戸田 |
3573 | 前本 泰和 | 2016年 2月27日 | 徳山 |
3623 | 深川 真二 | 2019年 2月24日 | 蒲郡 |
3719 | 辻 栄蔵 | 2018年 9月11日 | 桐生 |
3721 | 守田 俊介 | 2019年 9月20日 | 多摩川 |
3737 | 上平 真二 | 2018年12月29日 | 児島 |
3743 | 林 美憲 | 2018年12月11日 | 常滑 |
3744 | 徳増 秀樹 | 2015年 2月28日 | 徳山 |
3779 | 原田 幸哉 | 2018年 9月15日 | 徳山 |
3853 | 岩崎 正哉 | 2016年 7月14日 | 平和島 |
3854 | 吉川 元浩 | 2017年 4月16日 | 芦屋 |
3946 | 赤岩 善生 | 2018年 4月18日 | 江戸川 |
3995 | 重野 哲之 | 2018年 4月12日 | 福岡 |
2020年5月1日現在、ボートレース24箇所の全ての会場で優勝を達成している選手は、29名である。
ボートレーサーとして登録されて人数が累計で5146人いる。
5000人以上の選手という今までのボートレーサーのうちに29名しか達成していないのである。
難しさは想像すら難しいほどである。
一番直近では、2020年4月1日に江口 晃生選手が達成している。
デビューから実に36年の歳月がかかっているのである。
斡旋の関係から何年も斡旋がかからない会場もあるため、より難しくなっているのである。
あと1会場で24場制覇の選手一覧
登録番号 | 選手名 | 残りの会場 |
3064 | 山崎 昭生 | 尼崎 |
3158 | 島川 光男 | 住之江 |
3256 | 三角 哲男 | 芦屋 |
3415 | 松井 繁 | 江戸川 |
3489 | 大場 敏 | 鳴門 |
3541 | 三嶌 誠司 | 多摩川 |
3550 | 都築 正治 | 平和島 |
3556 | 田中 信一郎 | 福岡 |
3590 | 濱野谷 憲吾 | 唐津 |
3731 | 高濱 芳久 | 江戸川 |
3898 | 平田 忠則 | 戸田 |
3909 | 佐々木 康幸 | 戸田 |
4050 | 田口 節子 | 福岡 |
4168 | 石野 貴之 | 下関 |
4238 | 毒島 誠 | 江戸川 |
24会場制覇にリーチをかけている選手は、15人。
田口 節子選手が24場制覇となれば、女性ボートレーサー初の24場制覇となる。
A1選手として第一線で活躍しており、のこりの会場となる『福岡競艇場』で先日行われたヴィーナスシリーズでは、優勝戦に5号艇で出走するも惜しくも3着と24会場制覇とはならなかった。
本人も制覇を意識しており、近いうちに福岡開催の際は注目しておこう。
番外編 峰竜太選手は22会場制覇中
4320 峰竜太選手は2020年5月1日現在、22会場で優勝を飾っている。
残りの会場は、蒲郡、津競艇場である。
7月までは上記の2会場での斡旋はないが、斡旋が決まった際には一般戦でも積極的は展開となるかもしれない。
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