2020年令和元年:優秀選手表彰式典
ボートレース業界の「令和元年 優秀選手表彰式典」が品川プリンスホテルアネックスタワー「プリンスホール」において、全国から来場されたボートレースファンを含めた約600名の来賓者を得て開催された
同式典においては、競走会潮田政明会長より
昨年は7月に「G2第1回全国ボートレース甲子園競走」をボートレース浜名湖で開催いたしました。全国47都道府県代表選手による競走を新設したことで、日本全国にボートレースの裾野を広げ、ボートレースの知名度が低い地域の方にもボートレースを楽しんでいただけたと思っております。
次に、11月末にボートレース平和島で開催いたしました「プレミアムG1第1回ボートレースバトルチャンピオントーナメント競走」は、SG競走、プレミアムG1競走等の覇者を中心に昨年活躍した選手が集結し、グレードレースでは初のトーナメント方式で「真の王者」を決める競走として、これまでにないボートレースの魅力をお客さまに提供できたと考えております。
そして、12月にボートレース住之江で業界最高峰のグランプリ競走を初のナイターで開催いたしました。そのほか、お客さまより好評をいただいております女子レースの更なる活性化を図るため、オール女子レースの開催を増加するなど、様々な施策を実施してまいりました。これからも、お客さまのご期待に応えてまいりたいと思っておりますので、今後ともボートレースをよろしくお願い申し上げます。」
旨の挨拶がありました。
その後、潮田会長より表彰選手に表彰盾が授与され、表彰式後には優秀選手選考委員長である、越前三国競艇企業団 高山良則 事業局長による乾杯の発声後、レセプションに移り、13時30分、盛況裡に閉会しました。
公式サイトより引用
2020年令和元年:優秀選手表彰式典で表彰された選手一覧
- 最優秀・最多賞金獲得・記者大賞の3部門に輝いた登録第4168号 石野貴之 選手(大阪)
- 最多勝利の登録第4350号 篠崎元志 選手(福岡)
- 最高勝率の登録第4320号 峰竜太 選手(佐賀)
- 優秀女子の登録第4885号 大山千広 選手(福岡)
- 最優秀新人の登録第4939号 宮之原輝紀 選手(東京)
- 特別賞の登録第3854号 吉川元浩 選手(兵庫)登録第4238号 毒島誠 選手(群馬)
最優秀・最多賞金獲得・記者大賞の3部門に輝いた登録第4168号 石野貴之 選手

日本モーターボート競走会の潮田政明会長から記念の盾を受け取った際には満面の笑みを浮かべていた。昨年を振り返って石野貴之選手は、「苦しかったですね」と本音を漏らしながらも、「最高の結果を出すためには苦しさも大切。9回裏2アウトから大逆転できてよかったです」。
終盤の活躍を、高校時代に部活動で打ち込んだ野球にたとえて表現した。続けて今年の抱負を聞かれると「毎年そうですが、グランプリを目標に1年間戦っていきたい」ときっぱり。
2年連続の黄金ヘルメット獲得に向けて、表情を引き締めていた。
なお、各受賞選手のコメントは下記のとおりです。
最多勝利の登録第4350号 篠崎元志 選手(福岡)
最多賞を受賞できて嬉しいです。昨年は通算1000勝も達成できましたが、まだまだ通過点です。今年の目標は、グランプリです。ファンの皆様の期待に応えられるよう頑張ります。
最高勝率の登録第4320号 峰竜太 選手(佐賀)
5年連続で受賞できてほっとしています。勝率9点台も狙いましたが達成できなかったので、今年もチャレンジします。また、SGもG1も取れるだけ取って、派手にいきたいです。YouTubeを始めましたので、もっとボートレースの魅力を広めたいですね。ファンの皆様、応援とチャンネル登録をお願いします。
最優秀新人の登録第4939号 宮之原輝紀 選手(東京)
最優秀新人賞をいただけて光栄です。A1級にはなれましたが、そこから成績が伸び悩みましたので、もっと技術を磨いていきたいです。今年は偉大な先輩たちに少しでも追いつけるように頑張ります。
特別賞の登録第3854号 吉川元浩 選手
特別賞をいただけて光栄です。昨年は平成最後のSGと令和最初のSGを獲れましたが、悔しさも残っています。10年ぶりにSGで優勝できたことを自信に変え、まだまだ47歳という気持ちで、一走一走、走っていきます。今後も応援してください。
特別賞の登録第4238号 毒島誠 選手(群馬)
昨年に続いて受賞できて、本当に嬉しいです。毎年2位なので、今年こそは頂点を獲りたいです。僕にとってボートレースは人生の全てです。僕も、僕以外の選手のことも応援よろしくお願いします。
優秀女子の登録第4885号 大山千広 選手(福岡)
昨年は悪くない成績だったと思いますが、満足はしていません。結果を出したことで注目され、プレッシャーもありましたが、SGに出場する機会も増え、多くの刺激を受け、とても勉強になりました。ファンの皆様の応援で頑張れていますので、今後もよろしくお願いします。
と、コメントしていた。
昨年8月のプレミアムG1レディースチャンピオンを史上最年少で優勝し、最優秀女子選手に選ばれた大山千広(23)=福岡=は、緑を基調とした振り袖で登場した。
5月に住之江で開催されるSGオールスターのファン投票の中間発表でも1位を獲得するなど、絶大人気な人気を誇っている大山千広選手。
「1位は信じられないんですけど、それだけ応援してくれるファンがいるという事なので、素直にうれしいです」と、はにかんでいた。
昨年はSGに4節出場。
11月の桐生・チャレンジカップでは女子史上最年少でSG予選突破を果たした。
今年も3月の平和島・クラシック出場が決まっている。
「SGはもらう刺激と勉強することがたくさんありますね」と笑顔。
5月の住之江・オールスターでは、ファン投票1位選出され、初日ドリーム戦1号艇に座っているかもしれない選手である。
2月2日(日)現在における投票数は、254,640票で、そのうち11,943票を獲得している大山千広選手。
ついで、2位11,132票を獲得したのは、最高勝率で表彰された峰竜太選手である。
3位9,738票を獲得したのは、特別賞で表彰された毒島誠選手である。
今回の表彰でまたさらに票が伸びることを考えると、ドリーム戦の3枠は上記の3名の選手で堅いだろう。
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