前検日/モーター抽選2020MBレディスカップ住之江ボート直前情報エース83号機は誰の手に!!
実力派がそろった魅力のオール女子戦!
「GⅢ2020レディスカップ」が12月9日から12月14日まで開催される。
今や大人気のオール女子戦だが、その原点ともなったのがこのシリーズ。
今回も、花形スターから新進気鋭の若手選手をそろえての6日間、紅い気炎が師走の水面をにぎわす。
まだ選手数が少なく、実力レベルも上がらないころから大活躍を続けて来た山川美由紀。
G1四国ダービーを制するなど、数々の勲章をモノにしたが、その彼女もデビュー35年になる。
今なお一線級で戦い続けており、今節もVロードを引っ張る存在感発揮か。
ただ、現状での実力は、寺田千恵、田口節子、竹井奈美が上回る感じ。
寺田は年齢的な?陰りが出て来たものの、整備力、自在さばきのバランスは抜群。
中、外からでも冷静に展開を割ってくる。
田口は自在巧者のイメージをずっと継続中。
85期銀河系軍団の天才派としてアピールしてきたが、色褪せない力感と切れ味だ。
竹井は攻め一徹のレースに共感を覚える。
今や死語になりかけている「4カドまくり」を迫力満点のダッシュで完成させる。
2、3コースから強気のまくりも彼女の真骨頂だ。
特に住之江では、大山千広のインを2コースまくりで沈め、優勝したレース(2018年10月)が今も鮮明によみがえってくる。
地元軍団も充実。落合直子をリーダーに鎌倉涼、五反田忍、原田佑実、関野文と個性派が地元Vに結束する。
落合は気合が入りすぎて事故多発のイメージだが、攻め一徹のレースは舟券的にも魅力一杯。
あと、高田ひかる、塩崎桐加の三重2人も快速イメージで師走の住之江水面をにぎわしそうである。
2020MBレディスカップ住之江ボート出場選手
3182 久保田美紀選手 級別:B1
3232 山川美由紀選手 級別:A2
3254 柳澤千春選手 級別:B1
3302 谷川里江選手 級別:A2
3334 角ひとみ選手 級別:A2
3435 寺田千恵選手 級別:A1
3474 松瀬弘美選手 級別:B1
3579 中里優子選手 級別:A2
3604 武藤綾子選手 級別:B1
3618 海野ゆかり選手 級別:A2
3645 淺田千亜希選手 級別:B1
3674 岸恵子選手 級別:B1
3801 五反田忍選手 級別:A2
3932 池田浩美選手 級別:A2
3943 三松直美選手 級別:B1
3994 茶谷桜選手 級別:B1
4014 片岡恵里選手 級別:B1
4045 佐々木裕美選手 級別:A2
4050 田口節子選手 級別:A1
4208 三浦永理選手 級別:B1
4282 中西裕子選手 級別:B2
4283 石井裕美選手 級別:B1
4289 落合直子選手 級別:A1
4300 加藤綾選手 級別:B1
4313 西村美智子選手 級別:A2
4317 木村紗友希選手 級別:B1
4372 原田佑実選手 級別:A2
4400 加藤奈月選手 級別:B1
4419 原加央理選手 級別:B1
4456 鎌倉涼選手 級別:A1
4464 山下友貴選手 級別:A2
4556 竹井奈美選手 級別:A1
4589 塩崎桐加選手 級別:A2
4642 松尾夏海選手 級別:A2
4804 高田ひかる選手 級別:A2
4806 佐藤享子選手 級別:B2
4854 大橋由珠選手 級別:B2
4891 寺島美里選手 級別:B1
4893 渡邉真奈美選手 級別:B1
4901 出口舞有子選手 級別:A2
4927 関野文選手 級別:B1
4940 白石有美選手 級別:B2
4998 中村かなえ選手 級別:B1
5003 来田衣織選手 級別:B1
5021 計盛光選手 級別:B2
5088 高憧四季選手 級別:B1
5094 生田波美音選手 級別:B1
5117 冨名腰桃奈選手 級別:B2
東都から天才派女子レーサー!
5094 B1 生田波美音選手
ある休日に、何気なく女子戦を見ていたら、1Mの混戦を鋭く断ち切り、華麗に抜け出していく姿を見た。
おそらくA1級の誰かだろう、あのハンドルの入り方は平高奈菜かもしれない…と出走表を見れば、「生田波美音」とあるではないか。
その後、ずっと彼女の走るレースを見てきたが、生田選手は紛れもなく天性の素質を持ち、女子選手界を背負って立つ有望株であることが分かる。
17歳で初勝利をマークしたのは宇野弥生らがいたが、マスコミでも取り上げられた。20歳までにA1ランク入りは間違いないと思う。
難関の住之江水面でどんなレースを見せるのか、実に興味深い。
初日・第12レース「レディスドリーム」出場予定選手
2日目・第12レース「ダイヤモンドドリーム」出場予定選手
MBレディスカップ住之江ボート過去優勝選手
- 2019 長嶋万記選手
- 2018
- 2017
- 2016 樋口由加里選手
- 2015
- 2014
- 2013 田口節子選手
- 2012
- 2011
住之江競艇場モーター2連率ベスト15
- モーター番号: 83 2連対率 60.43 勝率 6.87
- モーター番号: 59 2連対率 51.85 勝率 6.5
- モーター番号: 20 2連対率 48.92 勝率 6.33
- モーター番号: 78 2連対率 44.78 勝率 5.93
- モーター番号: 53 2連対率 44.2 勝率 5.9
- モーター番号: 82 2連対率 44.14 勝率 5.83
- モーター番号: 80 2連対率 43.8 勝率 5.67
- モーター番号: 37 2連対率 43.61 勝率 5.74
- モーター番号: 31 2連対率 42.55 勝率 6.09
- モーター番号: 28 2連対率 41.96 勝率 5.75
- モーター番号: 55 2連対率 40.88 勝率 5.88
- モーター番号: 58 2連対率 39.55 勝率 5.43
- モーター番号: 39 2連対率 39.42 勝率 5.76
- モーター番号: 35 2連対率 39.29 勝率 5.77
- モーター番号: 14 2連対率 39.06 勝率 5.58
ボートレース住之江/水面特性,グレード特性傾向
- 水質 淡水
- 流れ・水位変化 なし
- チルト角度 ‐0.5 0 +0.5 +1.0 +1.5
- 水面特性 コンクリート護岸に囲まれたプール型水面。工業用水を使用しており水は硬い。
- レースの特徴 イン有利な展開が多いが、2マークに引き波が残る。ボートが暴れて逆転劇も多くなる。
- レコード 1.43.1 吉永 則雄 2012/01/08
ボート界の最高峰レースであるSGグランプリ(優勝賞金1億円)を、過去29回(2019年時点)も開催している住之江。
ボート界のトップに立つためには、住之江水面を攻略することが選手にとっても必須になっている。
水質が硬くてボートが跳ねやすい淡水のため、ほとんどの選手が乗りやすさ、回りやすさに重点を置いて整備・調整をしてくる。
これでは競り負ける。
住之江の牙城を守る「最強大阪支部」の地元選手は気象条件の変化に敏感だ。
住之江は年末年始の一部レースを除いて年間ナイター開催なので、昼夜の時間帯によって気温差がある。
31馬力のモーターから限界ぎりぎりまでパワーを引き出すために、松井繁や石野貴之らトップレーサーたちはたった1度や2度の気温差、ほんの数ヘクトパスカルの気圧差、数%の湿度の変化にも神経を集中させる。
2019年の全国平均のイン1着率は55.5%、同2連対率は72.8%。これに対して住之江のイン1着率は59.4%、同2連対率は76.2%だった。
それぞれ約4%ほど住之江の方がインが強い。
1日12回レースがあったら、9回はインが2着までには来る計算になる。 住之江では2019年3月の一般戦で準優6個レースで1着選手だけが優出できるというシステムを行ったが、イン艇が転覆した1個レースを除き、進入が変わっても132か123で決着した。
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