競艇選手の前検日から開催期間中の1日の流れ

競艇選手(ボートレーサー)の1日とは

開催日前日の1日の流れ

万事屋

競艇選手は、開催日前日にレース場に入り、レースの準備をすると同時に、そのまま宿舎で隔離される。

あまり触れられない開催日前日の1日について見ていこう!!

  • 7:00 自宅で起床
  • 8:00 準備をして家を出る。電車を利用して出場するレース場へ向かう。
  • 10:30 レース場に入り、顔を合わせた仲間と談笑する。
  • 11:00 受付をして私物検査を受ける。この時、携帯電話やパソコンなど、外部と連絡できる機器を預ける。
  • 12:00 選手ミーティング出場選手が集まり、主催者のあいさつと注意事項を聞く。続いて、乗艇するボートとモーターを割り振るための抽選会を行う。
    ボートとモーターは、自分のものを持ち込むのではなく、主催者から借りるという形をとる。
    モーターは、それぞれ性能が違うため、良い性能のモーターに当たるかどうかが成績に大きく影響する。
  • 12:30 昼食
  • 13:00 抽選で割り振られたモーターをチェックして、エンジンの調整を開始。
    また、プロペラも、自分が乗りやすいように調整する。
  • 13:30 調整したモーターやプロペラをセットして試走。
    気に入った走りができなければ整備場に戻り、再びモーターやプロペラの調整の繰り返し。
万事屋

たった約30分の短い時間に気に入るレベルまで調整をしなければならないのは、その時の抽選結果と今までの経験が物をいう。

前節で完璧に調整されたモーターと相性がよければすんなりと調整が決まることもある。

  • 14:00 スタート練習をした後、タイム測定。また、測定したタイムはマスコミを通じて公表され、投票する競艇ファンの判断材料へ。
    基本的には、18時には前検のタイムが公式から見られるようになる。
  • 16:00 選手専用バスに乗って選手用の宿舎へ
    不正を防ぐため、専用バス以外での移動は認められていない。
    また、移動中、直接会うことはもちろん、電話、メールなどの通信手段によっても外部との接触は一切禁止されている。
  • 16:30 夕食。宿舎の食堂で用意された料理を食べる。

食事後は入浴と自由時間。
娯楽室でリラックスする選手もいれば、自室でのんびりする選手もいる。
気の合う選手同士で談笑することが多い。
外部との接触は、家族といえども一切禁止されている。

  • 22:00 消灯。
万事屋

開催前日に隔離されてしまうとはいえ、10:30~16:30までの6時間で主な準備,予定は終了する。

外部とも連絡が取れないとはいえ、選手同士の交流する時間は割と多く設けられている。
選手へのストレスは思ったよりも少なそうである。

開催日の1日の流れ

レース開催日には、各選手が1レースか、2レースに出場する。

  • 6:00 起床。
  • 7:00 朝食。
  • 8:00 準備をして選手用バスでレース場に入る。
  • 9:00 レース場に入り、モーターやプロペラを調整
    モーターやプロペラは、その日の天候や気象条件、水質などでもセッティングが微妙に変わる。
    前日に調整した状態でいいかどうかも含め、改めてチェック。
  • 11:30 第1レースの開始。
  • 12:00 昼食。昼食は、自分のレース時間に合わせて各自食堂で食べることができる。
  • 12:30 レースに向けて最終チェック。
  • 13:30 レースに出場。
  • 14:00 次のレースに備えてモーターとプロペラの再調整。
    1回目のレースで得た感覚によって、モーターとプロペラを最良の状態にさらに微調整。
    レースでの走りの状態を的確に把握する感覚と、それを基に短時間で微調整する能力が問われる。
  • 16:30 2回目のレースに出場。
  • 17:00 レース終了後に片づけをして、専用バスで宿舎に戻る。
  • 18:00 食堂で夕食。
    夕食後は、入浴と自由時間。
    選手それぞれ思い思いに過ごすが、どこかで、その日のレースを振り返り、翌日のレースに経験を活かせるようにシミュレーション。
  • 22:00 消灯。
万事屋

その日のレースが終了してから再度調整の繰り返しの選手。

1レースしか出走しない日は割とゆっくりとした時間の流れで調整やチェックなどが行える。

開催中止になった時の1日

  • 終日自由時間

江戸川競艇場を例に紹介していく。
海水面ということもあり、中止,順延になることが比較的に多い競艇場である。

開催中止の時は選手は宿舎から出られない。

これはどこのレース場でもだいたい同じだと思うが、同じ支部の先輩後輩で同じ部屋になることが基本であり、部屋でゆっくりしている選手がほとんどのようである。
宿舎ないには、大浴場や、減量中の選手嬉しいサウナ、洗濯機など一通り揃っている。

自由時間と言えども制限は所々あり、食事は食堂で食べるのだが、江戸川競艇場では同じ部屋の人と食べる決まりになっている。
新聞は若手選手が朝一に先輩へ届けたりと、上下関係はしっかりとしているようである。

 

万事屋

競艇は基本的には、4日〜6日間で開催されている。

その期間内でずっと外部との接触は一切禁止である為、肉体以上に精神的にまいってしまったら勝ち上がることはできない。
試合の中には、フライングした直後、途中帰郷となる選手もいるほどである。
理由は多く語られないが、自主的に帰ることを選択したのは間違いない。

勝ち上がっている人ほど、明るく元気な聖カウの人が多いことも少なからず要素になっているのかもしれない。

 

江戸川競艇場のレクリエーションルーム

江戸川競艇場のレクリエーションルームは広々としており選手に好評とのこと。

漫画も充実しており、もちろん『モンキーターン』もある。

他にも、囲碁、オセロといったボードゲームから、トレーニングルーム、ピアノなどかなり豊富なジャンルの娯楽が揃っているのである。

中止の際には、1日中宿舎に缶詰になってしまう選手であるため、選手の中には、江戸川開催のレースには、中止になった時に暇をつぶせるようにDVDなどいつもより多く持ってくる人もいるようである。

また、このレクリエーションの中には、選手から寄贈された物も少なくないようである。

万事屋

隔離させれしまう為、ストレスは想像がつかない。

逆にオフの日は、羽を伸ばしている選手も多く見られる。
オンオフの切替えがうまい人ほど、成績を残せるスポーツなのかもしれない。

競艇選手にはフライング付き物である。
よって長期休暇となってしまう選手がほとんである。長期休暇中の選手を見ると、選手のそれぞれの性格が見えてきます。
家族と一緒に旅行にいったりする人が多く、オフを割り切って練習も大事だが、息抜きとして精神面のリフレッシュをしている選手が多く見られる!!