KRY山口放送杯争奪戦選手一覧,予想,途中帰郷,フライング,賞典除外選手

KRY山口放送杯争奪戦とは

• 開催日程：1月4日（火）～1月9日（日）
• 開催場：ボートレース徳山
• 優勝賞金：74万円以上

一般戦

• 概要：SG～G3までの格付けをされないレース。賞金も低い設定が多い。出場レーサーに制限がない
  ので、レーサーの実力差が大きいこともある。
• 一般戦は開催期間が4〜7日間と流動的である。開催期間が長くなるほど上位選手が斡旋される傾向にあるが、4日間の開催に豪華なメンバーが呼ばれることもある。地元のトップレーサーはこのレベルのレースに出るとシリーズリーダーとなり優勝候補の本命となる。
  なお「フライング休み」（フライングや出遅れのため、斡旋が一時停止される期間）を終えた選手の復帰戦は原則として一般戦となる。

2021年11月一般戦含めた優勝レーサー一覧

KRY山口放送杯争奪戦の出場選手

展望情報

兵庫支部vs長崎支部の一騎打ちムード！

ボートレース徳山では1月4日から「KRY山口放送杯争奪戦」が開催される。A1勢から安田政彦（兵庫）、馬袋義則（兵庫）、明石正之（兵庫）、白石健（兵庫）、山本隆幸（兵庫）、榎幸司（長崎）、赤坂俊輔（長崎）、下條雄太郎（長崎）が参戦。正月ムード残る徳山水面でバトルを繰り広げる。
V争いを引っ張るのは兵庫支部勢だろう。前述したようにA1級が5人も参戦。A2級には鈴谷一平がいる。優勝戦ピットを独占してもおかしくないメンバーだ。
特に注目したいのは白石健。徳山では2回のV歴があり、当地前走となる20年6月の「日刊スポーツ杯争奪戦」で優勝している。今節は徳山2節連続Vをかけての参戦だ。白石は9月の鳴門周年で準優Fを切った影響で3月半ばまでG1出場停止中。一般戦回りで優勝ラッシュを狙ってくる。
馬袋義則も楽しみだ。徳山は3回のV歴がある好相性水面。21年も徳山を3節走り、1月の「中日スポーツ杯争奪戦」では節間6勝をマークして優出2着、9月の「ニッカン・コム杯争奪戦」では節間オール3連対で優出3着と見せ場を作っていた。今節もV争いを賑わす可能性十分だろう。
また前期勝率6.34をマークして2期ぶりにA1級へ復帰した安田政彦や、21年優出10回とさすがの走りを見せた山本隆幸、前期勝率6.47でA1級キープに成功した明石正之らも目が離せない。
兵庫支部のライバルとなるのは長崎支部だ。A1級の赤坂俊輔、榎幸司、下條雄太郎、A2級の真庭明志、中島浩哉、山崎昂介らが参戦。前期勝率は赤坂が7.73、榎が6.86、下條が6.73で、今節出場メンバーのなかでトップ3を占めている。
赤坂俊輔は21年優勝6回をマークする活躍。特に近況の勢いは凄まじく、9月以降は8節走って7優出5Vという快進撃だ。9～10月には大村戦・唐津戦・芦屋戦で3節連続Vも披露。地元大村でのSGボートレースクラシック出場を目指して優勝ラッシュを演じてみせた。赤坂は徳山7優出1Vの実績があり、16年に「KRY山口放送杯争奪戦」で優勝している。相性の良いこの大会で当地2回目の優勝を狙う。

KRY山口放送杯争奪戦・徳山競艇場特徴

基本情報

• 水質は海水
  徳山競艇場の水面は瀬戸内海とつながっているため、水質は海水になっている。
  海水の水面では浮力が大きいため、体重の重い選手でもスピードを出しやすい。
  そのため、同じ勝率の選手がいるときは、体重の重い選手を狙うのが良い。
  また、海水の水面は軟らかいため、モーター性能が悪くても最低限のターンはできる。
• 干満差がある
  徳山競艇場の水面は、潮の満ち引きによって、一日のなかで水面の高さが変わる。
  満潮付近ではターンが流れやすくなり、差しが決まりやすくなる。
  逆に、干潮付近では水面が安定して、まくりやまくり差しが決まりやすくなる。
  また、干満差が大きいため、満潮付近と干潮付近ではスタートの感覚が大きく変わる。
  そのため、普段から走り慣れている地元選手のほうがスタートを決めやすい。
• バック側の水面が広い
  徳山競艇場のコースは、他の競艇場よりもバック側の水面が広い。
  対岸にぶつかる心配がないため、どの艇も1マークを思い切ってターンできる。
  ただし、決まり手のデータ的には、徳山競艇場ではまくりが出にくくなっている。