競艇八百長に切りかかる!裏側に迫る!

八百長の実態調査

競艇はオートレースと並んで人とマシンの組み合わせで競走する特性から、八百長疑惑がつきものである。
一部の競艇情報サイトでは、八百長は実在すると断言しているが、実際にはあからさまな八百長は少ない

隣国の韓国では八百長が明らかになったケースもあるが、市場規模が大きく選手の待遇が良い日本の競艇は選手から見て八百長をするメリットはほとんどない。

万事屋

しかし、2019年にボートレースで西川昌希容疑者が競艇で八百長を働いて逮捕された。

メリットはほとんどないように思えたが、今回の事で一気に180度見え方が変化した。
今回の事件によって、競艇に八百長が実在した事実は変わらないが、八百長前提に競艇を見ていては予想しようがない。

前提の知識として記事は読んでおくことをおすすめする。

 

加担するなら結果を出したほうが得

八百長をするには、上位に入れる選手があえて順位を下げる必要がある
八百長は、選手が暴力団など裏社会の組織から見返りになる報酬を受け取ることで成立するが、選手からしてみればリスクを犯してまで八百長に加担するメリットがないのだ。

競艇選手の平均年収は約1,600万円で、最下級のB2級ですら年収500万円、A2級以上になれば年収1,800万円以上。

さらに競艇は事故率が高いなどの問題がなければ長く現役を続けられる特性があり、半年ごとの勝率でランク分けされている。

八百長をして意図的に順位を下げればランクが下がり、もしバレると即永久追放される。
1回の八百長で数百万円の報酬を提示されたとしても、選手からしてみれば安定した成績を残して上位ランクや重賞進出を目指した方が賢明である。

 

1レースの八百長では割りに合わない

競艇はネット投票の普及で売上が高まっているが、本来は地域密着型の公営ギャンブルで競艇場が多い分、1開催および1レースあたりの売上が少ない。
八百長の報酬が1千万円前後あれば引退間近の選手など加担するケースも出てくる。

しかし、競艇は1レースあたりの売上が少ないので、大金をつぎ込むとオッズが変わってしまうのだ。
八百長で選手に報酬を渡したら、それを回収するために数倍の費用で舟券を買わないと採算が合わない。

舟券の高額購入をするとオッズが下がってしまうため、八百長の成立しにくい環境になっているのだ。

重賞になれば単価が上がるが、最大規模のグランプリでは賞金1億円を用意するなど、重賞は高額報酬を手に入れるチャンスがある。
簡単に出れなく且つ、高額賞金を目指せる重賞で八百長に加担する人が現れないのは当然のことと言える。

身内のサポートは実在する

事前にサポートをする約束など言葉を交わすことはないが、競艇では同じ地元の先輩、後輩、同期をサポートするような走り方をするケースがある。

仲の良い先輩が逃げて2番手を走っていた場合、先頭を取りに行くことよりも後続をブロックして先輩を楽に勝たせようとすることがあるのは事実として認識して欲しい。。
身内で無駄な削り合いをするのであれば、状況に応じて助け合いをした方が長期的に見て自分の見返りもある。

ただし、昨今はSNSやYouTubeの普及で全力を出さないレースをすると、ネット上で炎上するため身内相手でも関係なしに最後までベストを尽くす選手が増えているのが現状である。

一部では、後輩がインコース、先輩がアウトコースになると後輩が内側を譲るという情報もあるが、いくら後輩でも勝てるレースを先輩に譲ることはしない。
先輩が後輩を負かすことが多いのは、癖や特性を理解しているからであって決して手を抜いている訳ではない。

まとめ

競艇は時速80kmで走り180度のターンを繰り返す。
昨今ではモンキーターン(高速ターン)が流行していてコーナーは非常に危険である。

ただ手を抜くといってもそのため八百長は簡単な事ではない

実力や戦術を理解している身内が相手の方が、より接近する攻めた走行ラインを取りやすいため、お互いの手の内を知っている師弟同士のマッチアップだと師匠(先輩)が勝つことが多くなり、それを八百長という人は無知なだけである。

こうした師弟関係、先輩後輩、同期や同じ地元といった関係性を理解して予想するのも競艇の醍醐味