第10回オールレディース夜の女王決定戦:出場選手
- 開催日程
2020年3月12日〜17日 - 開催場
ボートレース蒲郡
鳴門で行われるG2「第4回レディースオールスター」直後の女子戦で、主力を形成するのは鳴門からの転戦組だ。
初日12レースのドリーム戦メンバーは1号艇から順に平山智加、大瀧明日香、田口節子、小野生奈、松本晶恵、香川素子となっている。
中心は実力上位のA1勢、そしてG1タイトルホルダーである平山、松本、田口、小野の4人だろう。
平山は前期3Vと堅調。
2月の四国地区選でも準優に進出しているように近況も上々で、女子戦では決め手最上位の存在である。
当地参戦は2014年11月以来5年4カ月ぶりとなるが、前回戦もきっちり優出している。
G1クイーンズクライマックス(以下QC)で2度の戴冠歴がある松本もV候補の1人。
当地は昨夏のG1レディースチャンピオンで優出4着と健闘。
連続優出中と好相性だ。平山とともに蒲郡初Vを目指す98期コンビとして大暴れしたい。
当地近況実績ナンバーワンと言えるのが田口だ。
松本同様に昨年のLCで優出。その後、12月の男女混合戦にも参戦し、男子5人を相手に優勝している。
SG戦線でも優出争いに加われるだけのスピードを兼ね備える小野を語る上で欠かせないのが「初優勝は蒲郡」の水面実績だ。
近況の優勝パターンは圧倒的にイン逃げが多いが、初優勝時に披露したセンターからのまくり一撃が真骨頂。
攻撃的なスタイルでコース不問の全速戦が一番の魅力ではある。
地元愛知勢の大瀧明日香と細川裕子に注目
大瀧は昨夏のLCで地元からただ1人ファイナルに進出し、センターから機敏に立ち回って準優勝と大健闘している。
参戦頻度とその実力を加味すれば蒲郡で優勝がないのは不思議ではあるが、近況の好調度も加味すれば今節で悲願達成もありそうだ。
一昨年末に大瀧より先に蒲郡初Vを決めているのが細川だ。こちらは他の主力陣と違い通算10Vのうち半数が5、6コースからの優勝とアウト強襲で波乱を演じることが多い。人気薄のダッシュ戦の時こそ狙い目だ。
ほかでは海野ゆかりや香川、向井美鈴、岸恵子らもV争覇圏内だ。
125期の香川颯太が昨秋にデビューし、親子レーサーとなった香川は昨年末のQCで優出4着。続く正月のびわこでもアウトから準優勝と奮戦ぶりが光っている。
初代QC覇者である三浦永理は今年1月の浜名湖で約2年ぶりに実戦復帰。3走目にセンターから白星を飾って予選を突破しているように長期ブランクを感じさせない地力の高さを披露している。
攻撃力を重視するなら藤原菜希だ。
女子では屈指の速攻力を兼ね備えている。また、来期初のA1を狙える位置にいる清水沙樹の好調度も見逃せない。
20代の若手では高田ひかる、倉持莉々、出口舞有子、蜂須瑞生らに注目したい。
また、当地初登場となる土屋南の活躍も楽しみだ。今年のオールスターでは並み居るA1強豪に交じって得票順位が7位と高い支持を集めたように人気女子レーサーの1人でもある。
初登場となる蒲郡で一発大仕事にも期待したい。
第10回オールレディース夜の女王決定戦:出場選手
- 2983 鵜飼 菜穂子 級別: B2
- 3280 垣内 清美 級別: B1
- 3289 高橋 淳美 級別: A2
- 3302 谷川 里江 級別: A2
- 3518 倉田 郁美 級別: B1
- 3528 笠野 友紀恵 級別: B1
- 3618 海野 ゆかり 級別: A2
- 3674 岸 恵子 級別: A2
- 3894 池田 明美 級別: B2
- 3900 香川 素子 級別: A1
- 3999 大瀧 明日香 級別: A1
- 4017 向井 美鈴 級別: A2
- 4050 田口 節子 級別: A1
- 4098 赤澤 文香 級別: B2
- 4123 細川 裕子 級別: A2
- 4208 三浦 永理 級別: B2
- 4240 今井 裕梨 級別: B1
- 4246 喜多 那由夏 級別: B1
- 4286 平田 さやか 級別: A2
- 4372 原田 佑実 級別: A2
- 4387 平山 智加 級別: A1
- 4399 松本 晶恵 級別: A1
- 4443 津田 裕絵 級別: A2
- 4479 矢野 真梨菜 級別: B2
- 4501 樋口 由加里 級別: A1
- 4519 清水 沙樹 級別: A2
- 4530 小野 生奈 級別: A1
- 4627 藤原 菜希 級別: A2
- 4680 後藤 美翼 級別: B2
- 4689 豊田 結 級別: B1
- 4730 土屋 実沙希 級別: A2
- 4775 千葉 真弥 級別: B1
- 4804 高田 ひかる 級別: A1
- 4819 蜂須 瑞生 級別: A2
- 4825 倉持 莉々 級別: A2
- 4843 深尾 巴恵 級別: B2
- 4870 新田 有理 級別: B1
- 4901 出口 舞有子 級別: B1
- 4913 清水 さくら 級別: B2
- 4929 梅内 夕貴奈 級別: B2
- 4964 土屋 南 級別: A2
- 5021 計盛 光 級別: B1
- 5052 赤井 星璃菜 級別: B2
- 5079 大石 真央 級別: B2
蒲郡競艇場注目モーター
- モーター番号11 勝率6.13 2連率45.6
- モーター番号33 勝率5.96 2連率41.0
- モーター番号45 勝率5.94 2連率41.5
- モーター番号74 勝率5.92 2連率40.7
- モーター番号63 勝率5.83 2連率43.6
蒲郡競艇場の水面情報
- 全国でも上位の静水面
スタンドや電光掲示板、防風壁などに風が遮られるため、強風が吹くことが比較的少ない静水面のレース場である。
1マーク側の新スタンドや、2マーク側立体駐車場により、更に風の影響が減っている。
水質は汽水で流れや潮位の変化もなく、クセの無い水面なので機力差が反映されやすい。 - 実力差がはっきりと出る蒲郡競艇場
ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)の競走水面の広さは日本の競艇場の中でも有数で1M明けてからのコース幅が156.7mと全国24会場の中でも最も広く、旋回する時に対岸にぶつかる危険性が少ないためインコースも握って回る傾向が強くほとんどのレースでスピードレースになる。
1マークのみならずボートレース蒲郡の水面自体がかなり広いので2マークの攻防も全速戦になり、逆転劇も比較的多く出てくる。
クセが少なく穏やかな水面と言えるので選手の実力差がハッキリと出やすい水面と言える。 - 蒲郡競艇場もインコースの勝率は高いので低配当レースが多くなる
基本はインコースが強く50%前後の勝率を推移して、1号艇に主力選手を配置した本命番組も多く出てくるため、低配当レースが数多く出てくる。 - 蒲郡競艇場の2~5コースに期待できるがそれでも低配当
インコースの勝率は高いが他のコースの勝率も魅力的になってくる。
インコースが逃げる、4コースがまくる、2艇がもつれた際に2コースが差すといった展開が多いが、3コースの出番は比較的少なめ。 3コースよりも5コースがカドになった際のまくり差しの方が期待値は大きい。
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