2020年BBCボートレースバトルチャンピオントーナメント開催
PG1バトルチャンス出場選手の決まり方
- グランプリ・グランプリシリーズ
- クイーンズクライマックス
- クイーンズクライマックスシリーズ
を除いた全てのSGおよびプレミアムG1競走に加えて一般戦のファン感謝3days ボートレースバトルトーナメントの優勝者に出場資格。 - 残りの選手は、クラシックからダービーまでのSG6競走、本競走とクイーンズクライマックスを除くプレミアムG1競走における出場選出順位上位15名の中から、当年1月1日から9月30日までの勝率の上位選手が選出される。
- 前年度本競走の優勝者にも優先出走権を付与する。
ただし、スタート事故の罰則適用期間中の者と褒賞懲戒規程により出場停止処分を受けたボートレーサーは除外され、また優先出走権を有しているボートレーサーがそれらに抵触した場合はその優先出走権も取り消される。
エントリー対象レース優勝者
- ボートレースバトルトーナメント 田村隆信
- ボートレースクラシック 吉川元治
- マスターズチャンピオン 村田修次
- ボートレースオールスター 篠崎仁志
- グランドチャンピオン 徳増秀樹
- オーシャンカップ 峰竜太
- レディースチャンピオン 平山智加
- ボートレースメモリアル 寺田
- ヤングダービー 磯部誠
- ボートレースダービー
- チャレンジカップ チャレンジカップ競走
ボートレースメモリアルで優勝した毒島誠がボートレースダービーでも優勝
これによって優先出走権枠は重複の2名分が減ることになった。
その2名分は「あっせん決定時における選出基準に基づく各競走の選出上位15名の内、過去9か月の勝率上位者」に回されることとなった。
2020年10月現在勝率ランキングベスト15
- 4320 峰竜太 選手 勝率 8.9 0.12
- 4477 篠崎仁志 選手 勝率 8.35 0.14
- 3721 守田俊介 選手 勝率 8.33 0.12
- 3897 白井英治 選手 勝率 8.12 0.13
- 4503 上野真之介 選手 勝率 8.1 0.13
- 4586 磯部誠 選手 勝率 8.1 0.14
- 4052 興津藍 選手 勝率 7.98 0.14
- 4344 新田雄史 選手 勝率 7.96 0.13
- 4024 井口佳典 選手 勝率 7.96 0.14
- 4500 山田康二 選手 勝率 7.91 0.16
- 4371 西山貴浩 選手 勝率 7.88 0.14
- 3573 前本泰和 選手 勝率 7.87 0.15
- 4848 仲谷颯仁 選手 勝率 7.72 0.15
- 4262 馬場貴也 選手 勝率 7.72 0.15
- 3415 松井繁 選手 勝率 7.72 0.14
- 4544 松田大志郎 選手 勝率 7.69 0.17
- 3783 瓜生正義 選手 勝率 7.68 0.13
- 4397 西村拓也 選手 勝率 7.67 0.1
- 4418 茅原悠紀 選手 勝率 7.67 0.15
- 4444 桐生順平 選手 勝率 7.63 0.15
BBCトーナメント勝ち上がり方
出場選手は全部で48名。
ステージは4段階あって初日が1回戦、2日目が準々決勝、3日目が準決勝そして最終日の4日目が順位決定戦と決勝戦となる。
初日の1回戦は第5レースから第12レースまでの8レースで争い各レース・上位3名の合計24名が次の準々決勝へ進む。
2日目は準々決勝が第9レースから第12レースまでの4レースで行なわれて此処でも各レース・上位3名の合計12名が次の準決勝へ進む。
3日目は準決勝が第11レースと第12レースの2レースで行なわれる。
此処では両レース・上位3名の6名が決勝戦へ進み一方で下位3名の合計6名が順位決定戦へ進む。
そして最終日の4日目は第11レースで準決勝の2レースで下位に敗れた6名が出場する順位決定戦を実施して第7位から第12位までを決定する。
一方で上位で勝った6名は第12レースでファイナル・決勝戦を争い師走のトーナメントチャンピオンを決める。
2020年BBCボートレースバトルチャンピオントーナメント:展望情報
どんな強者でも負けたら即終了。4日間のサバイバルレース!
初代覇者・田村が得意水面で大会連覇へ照準
負ければ終わり! 一発勝負の4日間短期決戦。さらに決勝戦だけ選考順位も節間成績も無関係の枠番抽選。ボートレースの常識を覆す面白さ満載のトーナメント戦は2回目にしてナイター開催の若松に舞台を移してきた。
予選中の枠は選考順位が大きくモノを言う。初代覇者の田村隆信(徳島)は若松でSG初優勝。GⅠ制覇歴もあり、さらに現在SG・GⅠで4節連続優出中と相変わらずの相性の良さ。今年は優勝なしと不調だが、得意水面で来年に繋がる走りを披露するはず。
頂上決戦前に勢いつけたいグランプリ出場組
峰竜太(佐賀)も、今や若松は得意水面に変わり、GⅠを含めて3節連続優勝中。昨年大会はF休みで不参加だったので今回が初出場となるが、今年は何もかもがケタ違い。文句なしの優勝候補筆頭だ。
若松でSG制覇の実績がある松井繁(大阪)、菊地孝平(静岡)、今垣光太郎(福井)、寺田祥(山口)、毒島誠(群馬)もV候補。吉川元浩(兵庫)、湯川浩司(大阪)、守田俊介(滋賀)も、若松はいつも好走する相性の良い水面だ。
篠崎仁、西山ら“若松愛”があふれる地元勢
迎え撃つ地元勢は6人。今年SG覇者の仲間入りをした篠崎仁志(福岡)は好調をキープしており、選考順位も高いので優出は堅いところか。9月徳山で悲願のGⅠ初優勝を果たした西山貴浩(福岡)、若松で九州地区選を制している仲谷颯仁(福岡)は若松が純ホームで2人の「若松愛」はすさまじい。3着以上が勝ち上がれるシステムは道中戦が得意な西山向きでもある。
女子では若松で連続優勝中の守屋美穂(岡山)と、抽選運に関係なく若松では常に快速仕立ての地元小野生奈(福岡)が面白い存在になりそう。
2020年BBCボートレースバトルチャンピオントーナメント出場選手一覧
優先出場選手
- 前年度優勝者
4028 田村 隆信 - SG優勝者
4477 篠崎 仁志
3744 徳増 秀樹
4320 峰 竜太
3942 寺田 祥 - PG1優勝者
3826 村田 修次
4387 平山 智加
4586 磯部 誠
その他出場選手
- 12 3573 前本 泰和
- 13 3721 守田 俊
- 14 3415 松井 繁
- 15 4503 上野 真之介
- 16 4344 新田 雄史
- 17 3737 上平 真二
- 18 4848 仲谷 颯仁
- 19 4238 毒島 誠
- 20 3159 江口 晃生
- 21 4371 西山 貴浩
- 22 4444 桐生 順平
- 23 4044 湯川 浩司
- 24 3941 池田 浩二
- 25 4350 篠崎 元志
- 26 4450 平高 奈菜
- 27 4337 平本 真之
- 28 4095 福来 剛
- 29 4530 小野 生奈
- 30 4262 馬場 貴也
- 31 4030 森高 一真
- 32 3779 原田 幸哉
- 33 3960 菊地 孝平
- 34 3795 金子 龍介
- 35 3590 濱野谷 憲吾
- 36 4482 守屋 美穂
- 37 3388 今垣 光太郎
- 38 4831 羽野 直也
- 39 4686 丸野 一樹
- 40 3716 石渡 鉄兵
- 41 4399 松本 晶恵
- 42 4659 木下 翔太
- 43 4682 大上 卓人
- 44 4719 上條 暢嵩
- 45 3743 林 美憲
- 46 4074 柳沢 一
- 47 4502 遠藤 エミ
- 48 3256 三角 哲男
若松競艇の水面、風と潮の動きによってレースの流れ
6分の5の確率で3連単に絡むインは外しにくい
若松の特徴といえば、潮の干満、潮止まり、ナイター場特有の昼夜の気温差、戸田に次ぐ全国2位の狭い水面、と枚挙にいとまがない。それでも全国と同様に、若松もインは強い。今年5〜10月のイン1着率は57.6%で、3連率は83.3%になる。
昨年および一昨年の12月に限定しても、昨年のイン1着率は58.9%、一昨年は52.4%で、3連率は83.3%、82.6%になる。つまり、インは6レース中5レースで3連単に絡み、1着率も高いことを考えれば舟券作戦から外しにくい。
追い潮&追い風で差し、引き潮&向い風は波乱
BBCの時期は北から北西の風が多くなり、ホーム向い風が多くなる傾向だ。潮回りをみると、干潮時間は12月3日から順に、16:50、17:25、18:00、18:50頃で、干潮より早い時間帯は引き潮、遅い時間帯は追い潮になる。
引き潮の時間帯に強い向い風が重なれば、ダッシュ勢の出番が増える。後半の時間帯に強い追い風が重なれば、1マークで握って回ると流れる可能性が高くなり、差しに出番が増える。もちろん、風が強くなければ、インが逃げる公算が大きい。
好配当を狙いたい時は、①3コースが捲り、もしくは捲り差しの時に2コースが残って舟券に絡むこと、②進入に動きがあってスローが深くなりそうな番組がおすすめだ。
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