SGオーシャンカップ芦屋ボート展望情報,出場選手,注目選手,水面特性

SGオーシャンカップとは

  • 開催日程:7月20日〜25日
  • 開催場:ボートレース芦屋
  • 優勝賞金:3300万円
  • 選手選出基準:G1、G2での優勝戦得点上位者
    ※G1、G2で結果を残さないと出場できないレースでありSG戦の中でもレベルが高いと言える。

オーシャンカップは1995年に制定され、1996年から施行された国民の祝日でもある「海の日」を記念して創設されたSGレース。
そのため正式名は「海の日記念オーシャンカップ競走」だ。

予選道中は一発勝負の優勝戦とは違い、選手は優勝するためにシリーズを組み立てる。

取りこぼしの少ないSGでは枠番有利が基本だが、機力差や水面状況などでポイントを稼ぐための勝負所が必ずある。

そこを逃さない、嗅覚の鋭い選手が集まっており、それを舟券に反映することができれば思わぬ高配当も手にすることができるだろう。

当地GIV5・峰が大会連覇を目指す
その嗅覚に秀でているのが峰竜太(佐賀)で、優勝候補の筆頭だ。

加えてGI初優勝を飾った芦屋水面との相性も抜群。
芦屋周年は出場した4大 会連続で優勝中と無類の強さを誇る。
史上2人目のオーシャンC連覇へ視界は良好だ。

選考期間内で峰に次ぐ特別戦7優出の吉川元浩(兵庫)や、毒島誠(群 馬)、桐生順平(埼玉)、白井英治(山口)、松井繁(大阪)らもSGでの戦 い方を熟知している。
現役最多の芦屋V16を誇る瓜生正義(福岡)を筆頭に、超一流の仲間入りを果たした西山貴浩(福岡)や、篠崎元志(福岡)、篠崎仁志(福岡)、前 田将太(福岡)、小野生奈(福岡)の福岡勢は、地元SGタイトル奪取に燃える。
今年GIV2と存在感を増す丸野一樹(滋賀)はSG初Vへ機運も高まる。
ベテラン世代に入って盛り返してきた濱野谷憲吾(東京)、原田幸哉(長崎)は久々のSGVで完全復活をアピールしたい。
芦屋で混合GIIを 含めGIIV2の守屋美穂(岡山)にも期待が懸かる

ただ、オーシャンカップ男と言えば石野貴之の名が真っ先に浮かぶだろう。
石野は2010年丸亀のオーシャンカップでインから豪快逃げを決め、SG初優勝を飾ると2015年三国、2016年鳴門と連覇し通算3V、さらに2012年尼崎、2018年若松にも優出と、この大会での相性は抜群

今節も豪華メンバーが出そろって、今まで以上の名勝負が十分に期待できるだろう。

過去のSGオーシャンカップ優勝選手と開催場

  • 第25回 オーシャンカップ 開催日 2020/7/25 鳴門 競艇場 峰  竜太 選手
  • 第24回 オーシャンカップ 開催日 2019/7/15 常滑 競艇場 瓜生 正義 選手
  • 第23回 オーシャンカップ 開催日 2018/7/16 若松 競艇場 毒島  誠選手
  • 第22回 オーシャンカップ 開催日 2017/7/17 丸亀 競艇場 峰  竜太選手
  • 第21回 オーシャンカップ 開催日 2016/7/18 鳴門 競艇場 石野 貴之選手
  • 第20回 オーシャンカップ 開催日 2015/7/20 三国 競艇場 石野 貴之選手
  • 第19回 オーシャンカップ 開催日 2014/7/21 丸亀 競艇場 吉田 拡郎選手
  • 第18回 オーシャンカップ 開催日 2013/7/28 若松 競艇場 松井  繁選手
  • 第17回 オーシャンカップ 開催日 2012/7/22 尼崎 競艇場 井口 佳典選手
  • 第16回 オーシャンカップ 開催日 2011/7/18 蒲郡 競艇場 佐々木 康幸選手
  • 第15回 オーシャンカップ 開催日 2010/7/19 丸亀 競艇場 石野 貴之選手

 

SGオーシャンカップドリーム戦

  • 1号艇 峰竜太選手
    芦屋オーシャンカップでドリーム戦1号艇に座るのは峰竜太だ。選考期間内のG1・G2で10優出4Vという圧倒的な成績をマーク。選考ポイント92点で断トツの1位となった(2位は吉川元浩で70点)。90点オーバーは07年の濱野谷憲吾(96点)以来で実に14年ぶりの記録だ。
    峰はこれでクラシック、オールスター、グラチャンに続いて今年のSG4戦連続のドリーム戦1号艇に。クラシックではドリーム戦でイン戦4着に敗れたのも響いて予選24位敗退を喫し、逆にオールスターではドリーム戦快勝で勢いに乗って優勝している。オーシャンカップ2連覇に向けて、まずはドリーム戦が大きなカギを握ってくることは間違いないだろう。
  • 2号艇 吉川元浩
    吉川元浩はグラチャン終了時点で賞金ランキング25位とやや苦戦ぎみ。しかもグラチャンで手痛いFを切って9月半ばからの30日間のF休みも確定してしまった。4年連続7回目のグランプリ出場へ黄信号がともり始めている。19年は3月のクラシックと5月のオールスターで優勝、20年は3月のクラシックで優勝とここ2年は春先のスタートダッシュで早々とグランプリ出場へ当確ランプをともしたが、今年は違う展開になってきた。
    芦屋オーシャンカップは流れを変える一節にしたいところ。芦屋は08年グラチャンで優出6着に入るなど当地4優出1Vと相性まずまず。V争いに加わるためにもドリーム戦は重要な一戦になる。
  • 3号艇 原田幸哉
    原田幸哉は4月のマスターズチャンピオンと5月の徳山周年で連続Vを飾る活躍。賞金ランキング6位(6月27日時点)につけ、4年ぶり6回目のグランプリ出場へ突き進んでいる。
    そんな原田だがSG優出は意外にも12年メモリアルが最後。もう9年近くも遠ざかっている。この9年間でSG準優出は17回もあるが、あと一歩の壁を越えられていない状態。今年も5月の若松オールスターでは準優5着、6月の児島グラチャンでは準優4着と壁に跳ね返されてきた。芦屋は05年チャレンジカップで優出6着、08年グラチャンで優出5着と、当地SG出場4節で2優出をマークしている水面だけに、久々のSG優出へ期待は高まる。
  • 4号艇 丸野一樹
    丸野一樹は芦屋オーシャンカップ選考期間中にG1・G2で6優出2Vをマークする大活躍。選考ポイント56点を獲得して堂々4位に入り、ドリーム戦4号艇に座ることになった。丸野にとってはこれがSG出場13節目での初のドリーム戦だ。
    丸野はこれまでSGを12節走って優出ゼロ。準優出も1回だけと苦しんでいる。今年も3月の福岡クラシックでは予選36位、5月の若松オールスターでは予選31位、6月の児島グラチャンでは予選48位と惨敗が続いてきた。G1戦線での活躍ぶりから考えると不思議なほど苦戦している。芦屋オーシャンカップではドリーム戦で流れをつかんで準優、優勝戦へと勝ち上がりたいところだ。
  • 5号艇 白井英治
    白井英治はSG2節連続優出中だ。しかし若松オールスターは3日目終了時点で予選首位に立ちながら、4日目に4着と崩れて峰竜太に予選トップの座を奪われ、優出3着に終わる無念の展開。グラチャンでは雪辱の予選トップ通過を果たしたが、準優でイン戦2着に敗れて前本泰和にポールポジションを奪われ、優出4着に終わる残念な展開だった。悔しい気持ちが勝るSG連続優出だったに違いない。
    芦屋オーシャンカップでは勝ち切ることがテーマになってくるだろう。初日ドリーム戦は5号艇で登場。オールスターでは3日目に5コースまくり差し、グラチャンでも4日目に5コースまくり差しを決めているだけに目が離せない存在だ。
  • 6号邸 馬場貴也
    芦屋でSGが開催されるのは約2年8カ月ぶり。前回の当地SGは18年のチャレンジカップで、優勝したのは馬場貴也だった。予選を3・1・4・1・3着でトップ通過し、準優・優勝戦はイン逃げで快勝。SG初優出初Vを飾って一躍スターダムに駆け上がったのが記憶に新しい。
    馬場は昨年5月の芦屋周年でも予選2位に入る活躍。準優でイン戦3着に終わって優出こそ逃したが、節間オール3連対の快走で芦屋相性の良さを改めて見せつけている。馬場はこれまでSG・G1で22優出4Vをマークしているが、そのうち実に4Vすべてが淡水のレース場で記録したものだ。芦屋水面は馬場が持ち味を発揮できる格好の舞台となるだろう。

ボートレース芦屋:水面の特徴

芦屋競艇場水面" width=

  • 水質 淡水
  • 流れ・水位変化 なし
  • チルト角度 -0.5 0 +0.5 +1.0 +1.5 +2.0 +3.0
  • 水面特性
    プール型水面で1マークのバック側に葦の群生がある。
    天然の消波装置の役目を果たす。
  • レースの特徴
    走りやすい水面でパワーとスピードの勝負になる。
    若手の積極的な攻めが決まりやすい。

インの起こし位置は楽! 展示自動測定で実戦に直結

芦屋レース場の水質は淡水で硬め、多摩川ボートに似た静水面といわれるが、景色は戸田ボートに似ているという地元選手もいる。
近隣に若松ボートがあるが、水面とスタンドのレイアウトが逆なので、芦屋で追い風の時は、若松では向かい風と真逆の傾向になる。

年間を通しての風向は2年前の集計では追い風47%、向かい風27%という割合だったが、直近1年間では追い風38%、向かい風34%と気象変化が見られる。季節別では冬季は追い風が多く60%、夏季は向かい風が最も多く43%という特徴。
芦屋のピットから2マークまでは140mあり、全国24場の中では18番目に遠いが、待機行動時間は1分40秒とからつや福岡と比べると10秒短い。
その分、インの起こし位置は楽になる。1マーク方向の対岸は自然の植生で覆われていて、コンクリート護岸と比べると反射波が少なく、選手にとっては安心してスピード旋回ができる。展示タイムはレーザー測定で、展示タイムと実戦の成績との関連性が高い。チルトは3度まで使用できるが、近年は跳ねる選手はほとんどいない。