G2まるがめモーターボート大賞京極の乱〜全国支部合戦〜展望情報,注目選手,モーター情報

ボートレースまるがめG2モーターボート大賞:概要

1985年4月、第1回モーターボート大賞が唐津競艇場で開催されている。
当該年にSG競走や周年記念を除くGI競走を開催しない競艇場で開催されるGII競走
である。

  • 開催日2020/05/19~24
  • 開催場
    ボートレースまるがめ
  • 優勝賞金:450万円(副賞金100万円含む)
  • 出場選手
    開催する競艇場は前年の梅雨時にSG競走、プレミアムGI競走開催地と同時に発表され、地元地区の選手を中心としたA1級、A2級の選手が選出される。また、周年記念競走とは違い、トップクラスの女子レーサーが多数出場することが多い。
    〝特別戦覇者〟23人を含む52選手が覇を競い合う大会となっている。
万事屋
2012年の大村競艇場で行われた「男女ガチンコモーターボート大賞」は、宇野弥生が優勝し大会史上初めて女子レーサーが制覇している。

ボートレースまるがめG2モーターボート大賞歴代優勝者

  • 2019年10月20日 津   濱野谷憲吾 1号艇・逃げ
  • 2019年9月8日  浜名湖  磯部  誠 2号艇・差し
  • 2019年7月21日   芦屋  守屋 美穂 1号艇・逃げ
  • 2019年7月8日  尼崎   河合 佑樹 1号艇・逃げ
  • 2019年5月19日  江戸川  池永  太 1号艇・逃げ
  • 2018年10月21日 江戸川 鶴本 崇文 1号艇・逃げ
  • 2018年7月10日   三国  赤岩 善生 1号艇・逃げ
  • 2018年6月17日   宮島  徳増 秀樹 1号艇・逃げ
  • 2018年5月20日  びわこ  長田 頼宗 1号艇・逃げ
  • 2018年4月15日  常滑   西山 貴浩 2号艇・抜き

ボートレースまるがめG2モーターボート大賞:展望情報

全国支部合戦のタイトル名がつく今シリーズは、全国に18ある選手会支部からA級レーサー52名が参戦
選手会支部は1都1府16県にあり、最も多い福岡支部には212名が所属。最も少ないのは滋賀支部の44名で、地元香川支部は67名が所属している。

優勝争いの中心となる選手

  • 当地SG覇者の吉田拡郎(岡山)
    2014年7月のオーシャンカップで当地SGVを飾っている思い出の水面である。
  • G2戦連続Vを狙う前本泰和(広島)
    今年はすでに8優出してV4を挙げていて、最近も戸田G2(V)、三国一般戦(V)、津のプレミアムG1・第21回マスターズチャンピオン(優出3着)と3場所連続で結果を出していて当然のようにエンジンを仕上げ、戸田に続くG2戦連続Vを狙う。
  • 強力遠征勢を迎え撃つ地元片岡雅裕(香川)
    SGは勝っておらず実績の面ではやや見劣るが、走り慣れた水面だけにレースでは互角以上の走りをみせそう。GWシリーズを走ったことで今節は調整面でいつも以上にアドバンテージがありそうである。

その他注目選手

中島孝平(福井)は当地通算勝率7点超え、岡崎恭裕(福岡)もG2優出歴と好成績を残している。
メンバー唯一のグランプリ覇者の中島孝平(福井)や切れのある走りが魅力の岡崎恭裕(福岡)ももちろんV候補の一角。
三嶌誠司(香川)、中越博紀(香川)、松尾祭(香川)、中村晃朋(香川)も、乗り慣れた水面のアドバンテージを生かしてくるだろう。

この時期の丸亀は緩やかな向かい風が吹く。レースに影響を与えるのは「潮の動き」だ。今節はシリーズを通じて昼夜の気温差も大きく、初日から4日目までは大潮となることから、モーター、スタート勘の調整力が問われる。その点、当地と同じく海水・ナイターがホームプールの愛知支部(河村了、野中一平、前田篤哉)、山口支部(海野康志郎、森野正弘)、福岡支部(中辻崇人、水摩敦)長崎支部(赤坂俊輔、真庭明志)が有利だろう。
また5月に行われた当地優勝戦は、過去3年で10回中、8回がイン逃げ、G1周年優勝戦では10大会連続でイン逃げが決まっている

ボートレースまるがめG2モーターボート大賞:出場選手
3347 矢後剛選手 A2 東京3484 芝田浩治選手 A2 兵庫

3497 後藤浩選手 A2 埼玉

3532 柴田光選手 A1 群馬

3541 三嶌誠司選手 A1 香川

3573 前本泰和選手 A1 広島

3876 中辻崇人選手 A2 福岡

3915 繁野谷圭介選手 A2 大阪

3920 正木聖賢選手 A2 広島

3931 黒崎竜也選手 A1 三重

3933 山地正樹選手 A1 岡山

3965 北中元樹選手 A1 滋賀

3978 齊藤仁選手 A1 東京

3983 須藤博倫選手 A1 埼玉

3995 重野哲之選手 A1 静岡

3996 秋山直之選手 A2 群馬

4012 中村有裕選手 A2 滋賀

4013 中島孝平選手 A2 福井

4033 伊藤将吉選手 A2 静岡

4072 森永淳選手 A1 佐賀

4089 妹尾忠幸選手 A2 岡山

4102 益田啓司選手 A2 福岡

4112 大久保信一郎選手 A2 佐賀

4166 吉田拡郎選手 A1 岡山

4174 赤坂俊輔選手 A1 長崎

4259 真庭明志選手 A2 長崎

4260 中越博紀選手 A2 香川

4261 岡祐臣選手 A2 三重

4290 稲田浩二選手 A1 兵庫

4292 麻生慎介選手 A2 広島

4296 岡崎恭裕選手 A1 福岡

4308 河村了選手 A1 愛知

4324 海野康志郎選手 A1 山口

4391 松田祐季選手 A1 福井

4413 水摩敦選手 A1 福岡

4427 秦英悟選手 A1 大阪

4452 松尾祭選手 A2 香川

4459 片岡雅裕選手 A1 香川

4500 山田康二選手 A1 佐賀

4596 葛原大陽選手 A2 徳島

4601 森野正弘選手 A2 山口

4739 中村晃朋選手 A1 香川

4757 山田祐也選手 A1 徳島

4760 山崎郡選手 A1 大阪

4793 金子萌選手 A2 静岡

4798 浜先真範選手 A2 広島

4818 伏見俊介選手 A2 東京

4828 松山将吾選手 A1 滋賀

4847 佐藤隆太郎選手 A1 東京

4850 野中一平選手 A2 愛知

4926 吉川貴仁選手 A2 三重

4983 前田篤哉選手 A2 愛知

ボートレースまるがめG2モーターボート大賞:注目モーター

  • モーター番号38
    勝率:6.57
    2連率:48.04
    優勝2度経験しており、勝率,連対率共に安定して好成績を出しているモーターである。
  • モーター番号58
    勝率:6.20
    2連率:45.69
    4月22日に行われた四国アイランドリーグplus杯では見事優勝したモーターであり、調整は完璧と言える代物になっている。
  • モーター番号7
    勝率:6.15
    2連率:48.00
    優勝戦に絡んでくるモーターで一番はこれである。
    選手を選ばない安定した走りはMB対象でも見られるだろう。
  • モーター番号34
    勝率:6.11
    2連率:49.9
    直近では転覆を経験しているが、その中でも優勝を飾っているため、不安材料にはならないだろう。
  • モーター番号47
    勝率:6.03
    2連率:45.45

ボートレースまるがめ:水面の特徴

  • 水質 海水
  • 流れ・水位変化 あり
  • チルト角度 -0.5 0 +0.5 +1.0 +1.5 +2.0 +3.0
  • 水面特性 防風ネットを設置しているが、冬場は強い向風が吹く。満潮時は2マークが荒れる。通年ナイター。
  • レースの特徴 1マークの振りが大きく、干潮で向風だとまくりが決まる。満潮水面は差しの出番が増える。
  • レコード 1.44.0 大井 崇夫 1989/01/05

まるがめ競走水面の特徴

まるがめボートレース場の競走水面は、海水で潮の満ち引きがレースに大きな影響を与える
風向きは1年を通して北からの向かい風、特に冬場は季節風の影響でひときわ風 が強く、しかも天候の変り目は時折追い風が吹くので要注意である。

広さは全国的に見ると中くらいで、ターンマークの移動により「思い切りのよい レースができる」と、選手間では好評である。
決まり手も、まくり、差し、逃げと 多彩なレースが楽しめと言えるだろう。