丸亀競艇:G1四国地区選手権競走注目情報,選手,モーター,水面

G1四国地区選手権丸亀競艇:概要

  • 開催日程
    2021/02/14~19
  • 開催場
    ボートレース丸亀
    ※香川支部、徳島支部にある、丸亀競艇場鳴門競艇場が持ち回りで開催される。
  • 優勝賞金:450万円
  • 出場選手
    基本的にはA1級選手を中心として選出される。地区により選手数に差が有るため、A1級でも出場できない選手がいる地区もあれば、B1級の選手が出場できる地区もある。
    また、あっせん直近の勝率が高い場合など近況好調である場合には、勝率など近況不調なA1級の選手を抑えてA2級の選手があっせんされることもあるように、必ずしもA1級であればA2級以下の選手より優先して出場できる競走ではない。普段GI競走に斡旋されないA2、B1級の選手にとっては、全国に名前を売る大きなチャンスになる選手権と言えるだろう。

GⅠ四国地区選手権
過去8大会の優勝者

  • 2011年四国地区選手権優勝者:福田雅一選手
  • 2013年四国地区選手権優勝者:福田雅一選手
  • 2014年四国地区選手権優勝者:興津 藍選手
  • 2015年四国地区選手権優勝者:市橋卓士選手
  • 2016年四国地区選手権優勝者:三嶌誠司選手
  • 2017年四国地区選手権優勝者:田村隆信選手
  • 2018年四国地区選手権優勝者:林 美憲選手
  • 2019年四国地区選手権優勝者:河野 大選手

G1四国地区選手権:展望情報

今年の「G1第64回四国地区選手権競走」は、ボートレースまるがめを舞台に〝四国No.1〟の称号をかけた熱い戦いが繰り広げられる。

シリーズを引っ張るのは香川支部と徳島支部の精鋭が出場するダブルドリーム戦組でメンバーは次の通り。

初日12Rの「スマイル君ドリーム」は①森高一真(香川)、②市橋卓士(徳島)、③平山智加(香川)、④興津藍(徳島)、⑤石丸海渡(香川)、⑥山田祐也(徳島)。

2日目12Rの「なるちゃんドリーム」は①田村隆信(徳島)、②片岡雅裕(香川)、③林美憲(徳島)、④平高奈菜(香川)、⑤島村隆幸(徳島)、⑥近江翔吾(香川)。

地元エースの森高は今年1月4日が最終日だった「市長杯争奪BOATRACEまるがめ大賞」で久しぶりの優勝を飾るなど、リズムは上向いており、悲願の地区選手権初Vへ期待が膨らむ。

地区選V2の実績を誇る田村だが、まるがめ開催では勝っておらず今回で〝地区選完全制覇〟となるか。
昨年はVを量産した興津、片岡や平山、平高の賞金女王コンビも要注目。ドリーム組以外では烏野賢太(徳島)、三嶌誠司(香川)のベテラン勢を警戒したい。

地元で地区戦初撮り!

「GⅠ四国地区選手権」は、2年連続でまるがめ・ナイター開催として実施される。

 地区選は走り慣れた地元勢が有利な大会だ。

森高一真(香川)と片岡雅裕(香川)が地元香川勢を引っ張る。ともに当地3年間勝率は7点台をマークと地元での実績を残している。片岡は地区選初V、森高は地区選初Vと福岡クラシック出場権獲得を狙う。
近江翔吾(香川)、石丸海渡(香川)の地元期待の若手、昨年のクイーンズクライマックスで優勝した平高奈菜(香川)、同レース優出の平山智加(香川)といった女子勢も上位進出を目指す。

徳島勢を率いるのは「銀河系」85期コンビだ。田村隆信(徳島)は前回大会で予選敗退と悔しい結果に終わったが、当地はGⅠV3と相性は良い。興津藍(徳島)は昨年V7と勢いでは田村を上回る。前回大会準Vの山田祐也(徳島)や、当地最近3年勝率で徳島勢唯一の7点台をマークした島村隆幸(徳島)など、当地で結果を出している若手にも注目だ。

四国地区選開催時期のまるがめ水面は、冬型の気圧配置の影響でホーム向かい風が強くなる。満潮と重なると2マークから潮が入り、風と波がぶつかって水面が荒れるため、烏野賢太(徳島)、三嶌誠司(香川)ら波乗り巧者の出番が増えてくるだろう。

G1四国地区選手権丸亀競艇ドリーム戦

 

ボートレース丸亀:モーター上位機

モーター
番号
2 連対率 勝率 1 着 2 着 3 着
38 62.71 7.47 26 11 11
47 53.57 6.68 17 13 8
26 52.17 6.15 13 11 5
34 50.88 6.25 13 16 9
50 47.92 5.73 13 10 3
37 44.64 5.63 12 13 7
46 43.86 5.46 12 13 7
55 43.75 6.10 10 11 9
19 43.48 5.89 12 8 5
39 42.62 5.93 13 13 9

ボートレース丸亀:水面の特徴

G1四国地区選手権2020クラシックSG1

  • 水質 海水
  • 流れ・水位変化 あり
  • チルト角度 -0.5 0 +0.5 +1.0 +1.5 +2.0 +3.0
  • 水面特性 防風ネットを設置しているが、冬場は強い向風が吹く。満潮時は2マークが荒れる。
  • レースの特徴 1マークの振りが大きく、干潮で向風だとまくりが決まる。
    満潮水面は差しの出番が増える。

まるがめボートレース場の競走水面は、海水で潮の満ち引きがレースに大きな影響を与える。
丸亀の潮位差は最大で3mと大きく、その変化によってレース傾向が変わるほど大きな影響がある。

水面図でも確認できるが、潮が出入りするのは主にピット横の2マーク側。
これにより満潮に向かう時間は「追い潮」、干潮に向かう時間は「向かい潮」といった流れが発生。
「追い潮+追い風」「向かい潮+追い風」など風の影響と合わさって、スタートを決めるのが難しい水面と言われている。

スタートを予想するのは難しいが、特に影響が大きくなる大潮の時期は考慮しておこう。

  • 満潮
    潮が満ちてくると水面が高く不安定になり、うねりも出て乗りづらくなる。
    これにより全速ターンが難しくなって「まくり」が決まりにくく、インや内コースの差しが有利に。
    また、満潮時は風の影響も大きくなり、潮の出入りする2マーク側が荒れやすくなる。
  • 干潮
    干潮時には水面が穏やかになり、全速ターンで攻めるスピード戦が展開される傾向である。
    機力がダイレクトに反映され、センターやアウト勢の出番出てくる。
    「まくり」が決まりやすく、その攻めに乗じて展開を突いた「まくり差し」も増える傾向がある。

風向きは1年を通して北からの向かい風、特に冬場は季節風の影響でひときわ風が強く、しかも天候の変り目は時折追い風が吹くので要注意である。
広さは全国的に見ると中くらいで、ターンマークの移動により「思い切りのよい レースができる」と、選手間では好評である。
決まり手も、まくり、差し、逃げと 多彩なレースが楽しめるボートレース場となっている。

  • 冬季のコース別入着率
1 着 2 着 3 着
1 コース 50.5 16.4 11.3
2 コース 16.0 24.0 19.2
3 コース 12.7 17.6 17.2
4 コース 12.3 22.3 21.7
5 コース 6.8 11.8 19.1
6 コース 2.3 8.6 12.4
椎名あつし

1コースからの1着率は、この時期50%となっている。

また、4,5コースの3着率が、3着率には目を向けておこう。
外枠から舟券に絡むレースを予想していこう。