第34回グランプリシリーズトライアル2nd出場選手
第34回グランプリシリーズの初日のトライアルは大荒れで始まり、2日目は2レース共に堅実なレース展開となった!!
第34回グランプリトライアル1stの結果、以下のような競争得点となった。
上位6名がトライアル2ndの出走権を手にすることができた。
1位:田村隆信 26点
2位:平本真之 25点
2位:菊地孝平 25点
4位:井口佳典 21点
5位:池田浩二 20点
6位:白井英治 19点
7位:徳増秀樹 17点
8位:太田和美 12点
9位:今垣光太郎 11点
9位:馬場貴也 9点
— :茅原悠紀 14点
— :柳沢一 7点
やはり、初日に落水、妨害などアクシデントになってしまった5名は、トライアル2ndに出場はかなわなかった。
グランプリ初出場の徳増秀樹選手もエンジンのクジ運の無さに始まり、ターンのミスなど緊張からからか実力を終始発揮できていなかったように思える。
2日目1号艇から1着を飾った茅原悠紀選手は、レース後も笑顔も少なくグランプリシリーズに出場する事なく『途中帰郷』となってしまっている。
理由については言及されていないが、レースを見る限りは怪我をしているようには思えなかった。
若さ故に、シリーズ周りを嫌った可能性も考えられそうである。
トライアル1stからの6名がトライアル2ndでどんなレースを見せてくれるのか注目である。
今節の住之江競艇場を2レース出走しているというアドバンテージがどのように働いてくるのだろうか。
では、注目のグランプリ3日目19日のトライアル2nd11R12R見ていこうと思う!!
第34回グランプリ3日目11Rトライアル2ndの事前情報
- 1号艇:吉川元浩選手
- 2号艇:石野貴之選手
- 3号艇:瓜生正義選手
- 4号艇:田村隆信選手
- 5号艇:井口佳典選手
- 6号艇:池田浩二選手
トライアル1stから3選手だが、4号艇田村隆信選手と5号艇井口佳典選手がトライアルで2レース共に内枠から結果を出している。
住之江で外枠からの出走は初となる。
スタートは両選手ともにまずまずと言った内容だったので、今回外枠からのスタートに期待である。
6号艇の池田浩二選手は、トライアル1stでは5,6号艇からの出走で外枠からの作戦はすでに出来上がっているはずだ。
トライアル1st勢のまくり差しに注目である。
展示タイム
まず、1番時計を出したのが1号艇吉川元浩選手であった。
以下は下記の通りである。
- 1番時計 2号艇:石野貴之選手
- 2番時計 1号艇:吉川元浩選手
- 3番時計 3号艇:瓜生正義選手
- 4番時計 5号艇:井口佳典選手
- 5番時計 4号艇:田村隆信選手
- 6番時計 6号艇:池田浩二 選手
展示タイムでは、2号艇の石野貴之選手であった。
前検日のタイムを早い順に並べると、
- 1号艇:吉川元浩選手
- 2号艇:石野貴之選手
- 5号艇:井口佳典選手
- 3号艇:瓜生正義選手
- 4号艇:田村隆信選手
- 6号艇:池田浩二選手
トライアル2ndは堅実にインで決まりそうな直前の情報である。
展示タイムで1番時計を出した、2号艇の石野貴之選手は、ピストン、リング、シリンダー、キャブレターを交換している。
その上で、2番時計ということは調整があっていたのであろう!!
これは、舟券に絡んでくるだろう!
レース結果を見ていこう!!
レース結果:第34回グランプリ3日目11Rトライアル2nd
それでは、第34回グランプリトライアル2nd:3日目11Rレーススタート

全艇無事にスタートを切った。
1号艇の吉川元浩選手、2,3号艇がややスタート出遅れた。
しかし、トライアル2ndから出走の3名は堅実なスタートと言った印象である。
無理をせずに、インという有利を使って勝ちにくるスタートに感じた。
5号艇の井口佳典選手が好スタートを決めた。
1マーク直前の隊形を見ていこう!!
ここでは行き足が威力を発揮していく!!


1マークの攻防戦に入って行く。
3号艇は2号艇にツケマイを狙いつつまくりを選択し4号艇は3号艇の動きを見てから差しを選択していった
1号艇の吉川選手は、ツケマイもなくしっかりとイン逃げができる体制になった。
4号艇,5号艇は共に差しで応戦してきた。

1マークの立ち上がりである。
2号艇に飛ばされてしまう、3号艇の瓜生正義選手が舟券に絡むことはこの瞬間なくなってしまった。
1号艇が綺麗にターンを成功しアクシデントがない限りこの時点で1着は盤石である。
この段階では、インについた4号艇の田村隆信選手が優勢である。
2マークの攻防戦に入って行く。
1号艇の1着は確実となり、2着争いが熾烈である。
インから6号艇が5号艇に被さる形になりながら、好ターンを決めた。
4号艇も差しを慣行した。
1マークで3号艇を抑えた2号艇は4号ていのさらにインから差しを選択
これがどう影響するだろうか。
2周目1マークの攻防戦。
2号艇の伸び足が良く、3着争いは、2,6,5号艇に絞られた。
ここで2号艇は4号艇の引き波につかまってしまう減速してしまった。
好ターンを決めただけに、もったいなかった。
その間に、インから6号艇が伸びてきた。
しかし、2周目2マークで見事に差しを決めてインについた2号艇であった。
先ほど、引き波で着順を落としたが、伸び足、周り足共に他の艇を凌駕するものがあった。
このまま、危なげなくターンしレースは終了。
結果は、3連単1-4-2 4番人気1,150円となった !!
トライアル2ndからの出走からの3号艇瓜生選手は、6着となってしまった。
第34回グランプリ3日目12Rトライアル2ndの事前情報
- 1号艇:毒島 誠選手
- 2号艇:峰 竜太選手
- 3号艇:桐生 順平選手
- 4号艇:菊地 孝平選手
- 5号艇:平本 真之選手
- 6号艇:白井 英治選手
モーター抽選でワンツーの2連対率を引き当てた峰竜太選手と桐生順平選手が揃って出走する。
トライアル1st勢にとっては、11R出場選手よりも厳しい戦いが予想されるだろう。
4号艇の菊地孝平選手は、トライアル1st初日に4号艇から舟券に絡んできているため、今回の角からの差しに期待ができる。
同じく、5号艇の平本真之選手もトライアル1stで5号艇から3着に滑り込んだため、今回のレースでも可能性は十分にある。
レース結果:第34回グランプリ3日目12Rトライアル2nd
それでは、第34回グランプリトライアル2nd:3日目12Rレーススタート
11Rとは打って変わって勝負に出たスタートであった。
2号艇峰竜太選手がコンマ06とフライングで斡旋停止中でありながらも、今日までの2日間でしっかりと調整してきたのが窺える。
1マークの攻防戦を見ていこう。
1号艇が危なげなく、イン逃げを成功させた。
静水面の住之江でここから1号艇を抜くのは相当難しい。
峰竜太が潰された瞬間
4号艇菊地孝平選手が2号艇に差しを慣行した。
その際に、船が流れてしまい2艇共に大きく外に飛ばされる形となってしまった。
2着争いをしていた峰にとっては最悪の瞬間と言えるだろう。
その間に、開いたインのスペースに3号艇が飛び込んできた。
4号艇が観客にぶつかろうかというところまできているのがわかる。
流石の峰といえども、ここまでされてしまってはここから挽回するのも難しいかった。
結果、このアクシデントによって、3,5号艇が2,3着を手にする形となった。
結果は、3連単1-3-5 10番人気2,5,50円となった !!
3着に入った平本選手は見事である。
トライアル1stから、6,5,5号艇のスタートでありながらも、1,3,3着と検討している。
トライアル2ndの2日目となる20日目は、平本選手が抽選で2枠を手にしている。
これはかなり期待していいだろう。
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