スポーツニッポン杯争奪第38回英傑戦選手一覧,予想,途中帰郷,フライング,賞典除外選手

スポーツニッポン杯争奪第38回英傑戦とは

• 開催日程：2月20日（日）～2月23日（水）
• 開催場：ボートレース常滑
• 優勝賞金：74万円以上

一般戦

• 概要：SG～G3までの格付けをされないレース。賞金も低い設定が多い。出場レーサーに制限がない
  ので、レーサーの実力差が大きいこともある。
• 一般戦は開催期間が4〜7日間と流動的である。開催期間が長くなるほど上位選手が斡旋される傾向にあるが、4日間の開催に豪華なメンバーが呼ばれることもある。地元のトップレーサーはこのレベルのレースに出るとシリーズリーダーとなり優勝候補の本命となる。
  なお「フライング休み」（フライングや出遅れのため、斡旋が一時停止される期間）を終えた選手の復帰戦は原則として一般戦となる。

2021年一般戦含めた優勝レーサー一覧

スポーツニッポン杯争奪第38回英傑戦の出場選手

展望情報

実力伯仲だが、当地でG1初Vの松田を主役に指名！

2月の第3弾は20日から4日間の日程で争われる老舗タイトルの「英傑戦」。今年で38回目を迎える。そのメンバーだが、上位陣は実力伯仲で激戦ムード。そんななか、主役には松田大志郎（福岡）を指名する。松田といえば2016年9月に当地で行われた「PG1第3回ヤングダービー」の覇者。その松田は近況3期連続で勝率7点台をマークするなど高いレベルで安定した走りを見せている。今節はフライング持ちでの参戦となるが、好相性の水面なら問題はないだろう。メモリアル水面で躍動する。
福島勇樹（東京）は1月に当地を走ったばかり。残念ながら当地3連続Vとならなかったが随所に見せ場は作った。リベンジに燃えての参戦となる。近況は精彩を欠いている飯山泰（東京）だがG1で3Vを誇る実力者。パワーさえ仕上がれば当地3度目のVも十分期待できる。さらに4期ぶりにA1級に復帰した黒井達矢（埼玉）も有力なV候補。
他にも石倉洋行（福岡）、今泉友吾（東京）、桐本康臣（三重）らのA1級に加え、SGタイトルホルダーの野澤大二（東京）もV圏内。
やや手薄な地元勢では大須賀友（愛知）、鈴木智啓（愛知）のA2級コンビに期待。
そして7選手が参戦する女子では中谷朋子（兵庫）と角ひとみ（広島）に注目したい。

スポーツニッポン杯争奪第38回英傑戦・常滑競艇場特徴

基本情報

• 水質は海水
  常滑競艇場は伊勢湾の海水を利用して作られているので、水質は海水だ。
  海水の水面では、体重が重い選手でもスピードを出しやすく、有利だと言われている。
  海水浴のときに体が浮くのと同じように、浮力によって艇が浮くからだ。
  一般的には選手の体重は軽いほうが有利だが、常滑競艇場では「1～3kgくらいの体重差」は気にしなくても大丈夫ということ。
• 干満差がない
  常滑競艇場は海水だが、水門があるので干満差による水位の変化はない。
  風が変わらなければ、1日の間で大きな水面の変化はないので、前半のレースで活躍した枠番が後半のレースでも活躍しやすい。
  例えば「第1～6レースで4号艇が活躍した日は、第7～12レースでも4号艇が活躍しやすい」ということ。
  第7～12レースの予想をするときは、第1～6レースの結果の傾向を確認すべきだね。
• 風の強さは強め
  常滑競艇場は、1年を通して伊勢湾からの西風（季節風）が吹く。
  季節ごとに特徴が変わる。
  春：風向きが変わりやすい
  夏：穏やかな風の日が多い
  秋：風向きが変わりやすい
  冬：季節風が強い日が多い
  レースへの風の影響は、基本的には「追い風はイン有利、向かい風はアウト有利」と覚えておこう。
  風速1～4mなら影響は少ないが、風速5m以上では大きくなるので、直前情報で風の状況を確認すべき。
  例外として、風が強すぎて安定版を付けるレースは、艇の伸び足が悪くなるのでイン有利になりやすい。